ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

時松さん 見応え十分の茶の湯

二ツ目勉強会です。 百んがが道具屋。 めぐろさんは日曜の寿。結婚式でのとんでもスピーチです。 圭花さんは三人無筆。ウケるには力量が要る噺に挑みます。 八ゑ馬さんはいもりの黒焼。米俵に磨きがかかっています。 市江さんは蔵前駕籠。器用に演らない愛さ…

里う馬師 メリハリの禁酒番屋

しのばず寄席の夜の部です。 伸力が初天神。 楽大さんは出来心と蛇含草。どちらもほがらかなムードでナイス!です。 鯉風師は竹の水仙。張らず軽やかで流麗な運びにくつろぎます。 がまの油の源吾朗さん。 里光師はのめる(二人癖)。わかりやすくカラッと楽…

雷蔵師のたしかな厚みの寝床

しのばず寄席の昼の部です。 伸力が寿限無。 好の助さんは黄金の大黒。なごやかなムードを作り出します。 神楽師は持参金。重い客席を相手に気丈に盛り上げています。 はらしょうさん。 遊吉師は猫の災難。嫌みのない自然な呑んべえぶりが素敵です。 貞山師…

志らく師 センス光る火焔太鼓

JAL名人会です。 一猿が小粒。珍品です。 可風師は転失気。きれいにソフトにクスッと笑わせています。 志ん丸師は野ざらし。荒削りに見せかけて、じつは繊細です。 たまさんは秘密警察。九官鳥に爆笑ですが機内放送は大丈夫? 新宿カウボーイさん。 志ら…

花緑師 客席を捉えた天狗裁き

池袋演芸場の下席です。 緑助が元犬。 花飛さんは出来心。寄席ではいつもよりちょっと堅めです。 菊志ん師はがまの油。泥酔によって面白さを一変させます。 一琴師は真田小僧。コシがあり六文銭まで目が離せません。 のだゆきさん。 三語楼師は時そば。音も…

柳之助師の誠実な柳田格之進

日本橋亭定席は柳之助師の小雪の会です。 竹わが犬の目。 鯉八さんは僕の兄さん。イケメンなのに面白い......と思います。 夢丸師は夢の酒。夢にクチャクチャっと妬く女房が愉快です。 とん馬師は十八番の棒鱈からかっぽれ。何度観ても楽しめます。 お仲入り…

雷蔵師の力強い大旦那の寝床

国立中席の千秋楽です。 全太郎が子ほめ。 和光さんは見世物小屋。正面に入って行けば...愉快なもぎとりです。 奇術は小泉ポロンさん。 円満師は骨皮。いまでは金明竹の序です。端整に演じてくれました。 京丸・京平さん。 幸丸師は田中角栄伝。得意の世相漫…

文菊師の哀感を描くうどん屋

社会教育会館の改修が入って、一年ぶりの人形町寄席です。 来秋に寿昇進の三木男さんは悋気の独楽。可愛い定吉です。 生志師は猫の皿。茶屋と店主の怪しい佇まいが独自で絶妙です。 兼好師は天狗裁き。どの人物の「どんな夢?」にも愛嬌があります。 鯉橋師…

小辰さん本領発揮 凍みる鰍沢

研精会です。 きいちが寄合酒。 宮治さんは元犬。緩急のポイントを掴んでいる笑わせ上手です。 遊京さんは加賀の千代。ゆったり運んでほんわかいい感じです。 志ん吉さんは天狗裁き。登場人物の演じ分けの工夫が光ります。 市童さんは武助馬。確かな筋にほど…

談慶師 おもしろい井戸の茶碗

立川流夜席です。 語楼が金明竹。 早く上がった志らら師は酔っ払い。変わらずに楽しく愉快です。 志奄さんは千早ふる。今や安定してクスグリがキマっています。 談四楼師は一文笛。心にしみる上質な語りと巧みな演出で酔わせます。 らく平さんは洒落小町。さ…

雷蔵師 美味しいねぎまの殿様

国立演芸場の中席です。 希光が二人癖(≒のめる)。 小笑さんは転失気。飄々と頼りない芸風がサマになっています。 マジックは瞳ナナさん。 夢花師は佐渡おけさから反対俥。いつもより多めに跳んでいます。 京丸・京平さん。 伸乃介師は真田小僧。NHKの大…

菊之丞師 江戸の風吹く不動坊

地元町屋のサンポップ寄席です。 はまぐりが金明竹。 菊之丞師の1席目は目薬。艶笑と感じさせずカラッと演じる技が見事です。 町屋の星の一左さんは宮戸川・お花半七。手堅い仕上げを目指しています。 ムチの夢葉さん。 菊之丞師のトリは不動坊。多彩な人物…

ぜん馬師 本格的な凄味の死神

立川流夜席です。 うおるたーが権助魚。 志獅丸さんはどっしり時そば。不味く痛いそばが愉快です。 志奄さんは転失気。端正な口調に真面目な人柄を感じます。 談之助師は選挙あれこれ。懐かしい人々を想って笑えます。 晴の輔師は元犬。明るい語りとクリアな…

小痴楽さん イナセな粗忽長屋

神田連雀亭の日替り寄席です。 羽光さんはアニメ小僧。巧みな構成でラピュタをまた観たくなります。 扇兵衛さんは小ゑん師のぐつぐつ。合っていて、心が温かくなります。 竹千代さんは親子酒。商家の風格は省いて、母親まで酔わせています。 小痴楽さんは粗…

好楽師 情感溢れる優しい言葉

両国寄席です。 43歳の西村がつる。がんばっています。 声の大きいふう丈さんは電気家族。シビレます。 とむさんは教科書にかける情熱。任侠と文科省って意外性です。 好の助さんはセーラー服とはっぱと夜釣。田舎のたくましさです。 萬橘師は宗論。阿弥陀…

馬るこさん 爆笑の小言幸兵衛

ほくとぴあ亭です。 金の助が狸札。 鯉丸さんは片棒。力をつけて、骨太の安定感のある神田囃子です。 昇々さんは不動坊。昇々流の喜怒哀楽が満載で笑いっぱなしです。 鯛好さんはちりとてちん。勘どころを逃さずにしっかり運びます。 来春昇進の馬るこさんは…

鬼丸師 明朗明快な御神酒徳利

第39回を重ねてきた、せんばい寄席です。 寿伴が金明竹の序。 遊京さんは湯屋番。入船亭らしいしっとり感を醸し出しています。 萬橘師は厩火事。絶妙な間で入れてどっかんどっかん笑わせます。 三味線はあずみさん。珍しいカワイイ端唄が愉快です。 鬼丸師…

談大さんを偲んで日暮里寄席

// // // // 立川流日暮里は談大さんの七回忌追善です。大きな身体にもじゃっとした髪型を覚えています。 語楼が金明竹。 志獅丸さんは幇間腹。一八の達者なヨイショが印象的です。 志らら師は子ほめ。軽い噺を明るく楽しく演じてくれます。 雲水師はうなぎ…