ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

生志師の確かな紺屋高尾

今日もJAL名人会です。駒松が酒の粕から穴子でからぬけ。右太楼さんは来春の昇進で燕弥になります。岸柳島はお侍の感じがほどよく上等でした。結婚して落ち着いた米福師は猿後家。本寸法でくまなくもれなく笑わせるのが流石です。竜楽師は徂徠豆腐。徂徠…

貞水師の忠治もかっこいい

今日はJAL名人会です。圭花が小町。喬介さんは饅頭怖い。大阪銘菓を次々に、思いっきり旨そうに食われてまいりました。萬窓師はぞろぞろ。ブレないというか、硬質でも安らげる感じは木の家のしつらえです。母心さん。喜多八師は十八番の小言念仏。老人を…

夢吉さんの暖かい薮入り

次は夢吉さんと近所の前座たちです。地元の町屋のみなさんが集まって大入りです。らっ好はやかん。愚者論におじずからやかんの言い立てが颯爽としたものです。さかんに中手もきました。けん玉はなかなかのたらちね。はじめて出会いましたが、師匠の挑んでき…

昇也さんのほどよい短命

今日は神田連雀亭のきゃたぴら寄席です。宮治さんは初天神。売れてもまれて日々タフになっています。今日も闊達自在に演じてくれました。始さんは浮世床の夢。間近で観ると、口跡よく鮮やかな芸風が光ります。このキレに惚れました。朝之助さんは幇間腹。の…

歌る多師の圧巻の持参金

池袋演芸場の下席(昼の部)です。小はぜが牛ほめ。花ごめさんは初天神。無邪気な感じで充実しています。寿昇進の天歌さんは寿限無社長。徐々に正体が現れていくのが楽しみです。きく姫師は動物園。このほのぼの感は癒しあるいは安らぎです。遊平かほりさん…

芸域の広い鯉朝師の子別れ

お江戸日本橋亭の定席初日は「ちょっぴりちがう寄席・予告編」です。かん橋がたらちね。鯉毛が愚者論におじず。寿昇進の夢吉さんはのめる。しっかりオトナの一席でした。昇枝太郎師は僕の観たかったユキヤナギ。家庭のあるあるで油断していると....さりげな…

市楽さん 本格的な大工調べ

今日は研精会の昼席です。市助がたらちねを朝飯まで。こみちさんは真田小僧を六文銭まで。生意気具合が(ハジけてなくて)ちょうどいい感じです。好調の志ん吉さんは水屋の富。悪夢が効いてました。緩急と押し引きの振れ幅を大きくしても着地します。昇々さ…

談四楼師の端正な柳田格之進

今日は立川流夜席です。談子が子ほめ。お母さんの昔話のやさしさです。吉笑さんは自作のぞおん。初演の頃よりも意図することがわかりました。こはるさんは果敢に三軒長屋。若い衆はもちろんバッチリです。鳶の頭の女将さんは苦手っぽいネッてのはご愛嬌です…

べ瓶さんの上等な鴻池の犬

今日はほくとぴあ亭です。はじめての夜の部ですがほぼ満席です。鯉〇が道潅。小痴楽さんは大工調べ。啖呵がキマって割れんばかりの拍手です。もう早口で演らなくてもカッコいいはずです。時松さんはねぎまの殿様。武士の本郷から広小路の風情に加えて‘三毛の…

遊一さんのもたれない片棒

今日は研精会です。市助が弥次郎。山賊から入って......水瓶に隠れるほうでした。志ん吉さんは金明竹。じぇじぇみたいな東北訛りが面白いです。昇々さんは千早ふる。いつものようにアクティブな昇々流です。こみちさんは一眼国。回向院の見世物から一気に迫…

正太郎さん素敵な清兵衛さん

今日は黒門亭は光る二ツ目の会です。歌むいがまんじゅう怖い。ひろ木さんは道具屋。とぼけたフリして噺の外でも笑わせるところなど、師匠ゆずりですね。志ん吉さんは片棒。演じ分けているうちに、いい感じの‘ザラつき’が見えてきました。朝也さんはあくび指…

文楽師の男が怪しい鰻の幇間

今日は国立演芸場夜の部です。辰のこが子ほめ。鏡太さんは近日息子。いつになく手堅い感じで生真面目さがおもしろい息子でした。左龍師は鷺とり。しぐさや声音に愛嬌があって、リラックスして楽しめました。とんぼまさみさん。扇辰師は紋三郎稲荷。初見です…

里う馬師は気合いの五貫裁き

今日は立川流日暮里寄席です。談子が寿限無。(カタいというよりやさしい)お母さんの口調は、新手かもしれません。吉笑さんは道潅。あっという間に上手になったなぁ。笑わせるテンポは師匠ゆずりです。三四楼さんは新聞記事。これだけ演れるんなら、ガンガ…