ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

文菊師の柳田格之進、堪忍袋

今日は湯島はなし亭です。もちろん大入りです。菊之丞師は鷺とり。本格派の師匠ですが、荒唐無稽な滑稽噺もきめ細かい運びでキマってます。こみちさんは宿屋の富。導入部の嘘の怪しさ加減がよかったです。マクラの保育事情もここならでは。文菊師は柳田格之…

朝也さん、進境を示す質屋庫

今日は落協の二ツ目勉強会でした。ございますが子ほめ。いろいろ企んでますよね。志ん吉さんは茗荷宿。宿の夫婦に小市民的に共感しちゃうのは、演者のケロッとした個性に合っているからですね。右太楼さんは錦の袈裟。阿呆じゃないきりっと明るい与太郎が素…

鶴光師の善悪双葉の松を堪能

今日はJAL名人会。おじさんがつる。萬橘師は辻駕籠。とぼけるツボを押さえてます。左龍師は花筏。本格的な重量級の語りです。花緑師は火焔太鼓。いまウケる華麗なる熱演です。陽昇さんも大ウケ。鶴光師は善悪双葉の松。笑い泣きハラハラしホッとする浪花…

正雀師のめちゃリアルな景清

第26回なんですね。最後の新橋たっぷり寄席です。カタログハウス新橋が新宿に移転とのこと。市助が一目あがり。このできすぎは2113年から落語を救いに送り込まれたものかもしれんな......正雀師が鮫講釈。導入部のなぞかけの調子が見事で、もちろん五…

立川流金曜夜席、熱演に感謝

今日は立川流金曜夜席です。開口一番は笑二だったみたい。遅れて幸之進さんの幇間腹から入ると…なんと僕が二人目。そうだね、台風だもの。志遊師の鮑のしの間に、三人目の方がみえました。これで緊張が3分の1になります。里う馬師は酔っぱらい。豪快な酔い…

小文治師の庖丁が冴えわたる

今日は日暮里特選落語会でした。笑二が子ほめ。完全に手中の噺でクスグリも決まって軽快でした。談幸師はねずみ。師匠らしい、恬淡とした甚五郎が魅力です。吉窓師はてれすこ。ダレやすい地噺のところを巧みに導いてくれました。燕路師は小言幸兵衛。キャラ…

遊里さんが肥えがめを好演

今日は芸協の二ツ目勉強会でした。鯉〇がたらちね。昇也さんはだくだく。持ち味の出たスッキリした語りでした。話し込めばさらによくなりそう。小笑さんは身投げ屋。座ってるだけで笑っちゃうフラっぽいものが出ていて、けっこうウケました。D51さん。助…

甚語楼師の小言幸兵衛が絶妙

今日はひびや落語会-噺-です。ふう丈が子ほめ。甚語楼師はホラで大家さんを楽しませようって弥次郎。さん生師は軽妙にとぼけた味の岸柳島。お仲入りはさんで2席目。さん生師は飄々とした調子のいいお見立て。甚語楼師は小言幸兵衛。心中までの妄想の間と表…

志ん弥師、正真正銘の抜け雀

今晩は国立演芸場中席夜です。フラワーが元犬。ちよりんさんは本膳。演者のもつあったかさと、のどかな田舎の雰囲気がいい感じです。菊太楼師はざる屋。少し荒んだ調子のいい男の具合が何ともいえない楽しさです。マギー隆司さん。琴調師は愉快に度々平住み…

鯉八塾で暴れ牛奇譚を合笑

両国エンチョウ寄席は鯉八塾。楽天が平林。鯉八さんは暴れ牛奇譚。楽生師と好の助さんと小痴楽さんが生徒で鯉八塾。客席も台本を手に笑うところを教えてもらってから、もう一回一緒にベストな暴れ牛奇譚をつくるという斬新な趣向です。笑いを合笑した不思議…

龍志師のさすがの三軒長屋

台風ん中の立川流夜席です。新しい志ら鈴が道潅。錦魚さんは淡々と目黒のさんま。志獅丸さんの酔っぱらいは女房が迫力たっぷり。談幸師の星野屋は調子のいいお花が楽しい。談修師はホントにイラっとくる長短。龍志師は三軒長屋。次々に出てくる江戸っ子を鮮…

鬼〆さんの粗忽長屋がキター

福袋演芸場は五代目小さんに挑む。市弥さんは禁酒番屋。柳家の正攻法で取り組みました。さん若さんは万金丹。小さんの上品にとぼけた感じを演りました。ろべえさんは天災。天災を学んだ八五郎の恥じらいが何ともかわいい。鬼〆さんは粗忽長屋。粗忽っぷりに…

ぜん馬師の曲垣平九郎度々平だ

今日は立川流夜席。長四楼が愚者論におじず。平林さんはその名の平林が面白い。つづく踊りはかっぽれも上手いな。志ららさんは代り目。志遊師は明朗快活に鮑のし。志ら乃師は漫談で一門の話題。釈台が出てぜん馬師は何と講談! 曲垣平九郎・度々平が楽しい。…

夢丸師のナチュラルな短命

今日はしのばず寄席。笑二が八の後で熊が来て歌も詠む雑俳。狩人が鉄砲おいて月を見ん今宵はしかとくまもなければ。この後半のほうを観るのはじつは初めてです。好吉さんは寄合酒。真面目そうな好青年ですね。王楽師は佐々木政談。端折らず三遊亭のフルバー…

こみちさんの巧みなおさき

今日は研精会。市助が大阪弁を達者に金明竹。市楽さんは威勢よく調子よく寄合酒。昇々さんは全身フルスイングで強情灸。小辰さんは一分茶番。権助がチョー笑えます。夢吉さんは疝気の虫。虫の芝居がチョー愉快です。こみちさんは厩火事。おさきの微妙な心情…

おいしい芸協の国立演芸場上席

昨晩の裏を返して国立演芸場に来ました。広小路亭か迷ったけれど。遊松が初天神。無邪気に嫌味がなくて爽やかです。小笑さんは悋気の独楽。随所でププッと笑っちゃいました。金太郎師は目黒のさんま。油ののった秋刀魚の美味しさがそそりました。ぴろきさん…

茶楽師の起伏が巧みな寝床

今日は国立演芸場上席の夜です。昇吾が犬の目。不思議な持ち味が出ています。小笑さんは牛ほめ。ここだと細かいところもよく見えてよかったです。遊馬師は禁酒番屋。侍も町人もくっきり鮮やかに演じて明快です。小泉ポロンさん。初見ですがお客さんとの進め…

こしら師のぞろぞろから練馬大根

今日はこしらの集いです。ラブプラスおたくの落語家の役で謎のイタリア映画に出演したマクラが好調です。一席目はぞろぞろからいろんなものが伸びていって練馬大根の由来。こしららくごらしい試みですね。お仲入りの間は流行りの艦コレで28位にランキング…