ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

王楽師の魅力を再発見

ふらっとしのばず寄席です。永谷の街歩きが入ってたんだなぁ、いい汗をかいた臭いのみなさんでぎゅうぎゅうの満席です。 遊松が高砂や。 宮治さんは鉄板の強情灸。前座の頃に初めて観て、やるねっと思ったのがこの強情灸でした。 好楽師はおだやかに替り目。…

右太楼さんの愛宕山で爽快

今日は落協の二ツ目勉強会に行きました。 けい木がやかん。 さん弥さんは雑俳。軽妙さの中に、怪しい存在感がじわっと出てきます。 馬治さんは天狗裁き。重く薄く演っていると感じました。 朝也さんは百川。ケロッとした百兵衛さんが愉快でした。 鬼〆さんは…

新三真打+新二ツ目昇也さん

今日は芸協の二ツ目勉強会に行きました。5月の新真打三人の卒業公演です。 昇吾が犬の目。小曲が牛ほめ。 小助六になる花助さんはお見立てをきっちり。 笑好さんは井戸の茶碗をじっくり。人柄を効かせます。 陽昇さんは盤石の出来です。 教官の鶴光師はらく…

らく里さん、ねずみ穴を奮闘

サニーホールで年一回の三本の矢に行きました。 寸志が手紙無筆。近ごろ語り口も表情も明るくなっていい感じです。 談奈さんは転宅。お菊さんは持ち味にぴったりです。この出番なので心もち巻きで演ってたので、次はじっくり味わいたいな。 吉幸さんは洒落小…

師匠の十八番を競って福袋

福袋演芸場、今日は師匠の十八番で競演という趣向です。 志ん吉さんは熊の皮。いい具合に力が抜けていてグッドです。 馬吉さんは長屋の花見。渋みのある語り口が聞きやすくて心地よいですねぇ。 ほたるさんは幽霊の辻。まさに権太楼師匠ゆずりの飄々とした面…

歌助師、情けの香る阿武松

今日は歌助師匠の一笑会です。 蝠よしがやかん。 歌助師が花見酒。酔い方が愉快です。 ゲストの柳之助師は竹の水仙。くっきりとわかりやすく、しっかりヤマ場にもっていきます。 歌助師のトリは阿武松。橘屋や錣山の人情味を厚く描きます。 両師匠のけれん味…

歌之介師、抱腹絶倒の龍馬伝

新文芸坐落語会、今日は爆笑編です。 笑二が真田小僧。いつも手伝いだけだったから、高座に上がれてよかったね。 天どんさんは反対俥。なんと花粉症の俥引きという設定です。 遊雀師は花見の仇討ち。じわじわっと追い込んでしまいにどっと笑わせるやり口に、…

サンポップ寄席は菊之丞VS文菊

妻と地元町屋のサンポップ寄席に来ました。 いっぽんが子ほめ。 町屋の星・一左さんが浮世床。妻が「うまくなった」と言ってました。噺家としての形ができてきたんですね。 ゲストは文菊師で親子酒。日本舞踊と三味線を稽古している妻が、若いのに芸事がしっ…

小辰さん、立派な初トリ・火事息子

今日は研精会です。 市助が転失気。いつもながらきちんとやってます。 市楽さんは転宅。義太夫の師匠お梅も泥棒も、芸風を反映しておおらかですね。 志ん吉さんは岸流島。少しフラットだったかもしれません。 遊一さんは崇徳院。まさに正調の崇徳院でしょう…