今日は芸協の二ツ目勉強会に行きました。5月の新真打三人の卒業公演です。
昇吾が犬の目。小曲が牛ほめ。
小助六になる花助さんはお見立てをきっちり。
笑好さんは井戸の茶碗をじっくり。人柄を効かせます。
陽昇さんは盤石の出来です。
教官の鶴光師はらくだ。上方のくず屋に泣き笑いです。
世楽になる月夢さんはねずみ穴。兄の二面性の演技が持ち味に合っていて、上等に仕上げています。
うめ吉さんは昇也さんのために端折ってくれたのでしょう。かわいいな。もっと観たかったな。
新二ツ目なのにトリの昇也さんは、結婚のマクラを振って、明るく短命。そのけなげにがんばる姿に、好感度アップです。