2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
研精会です。 明日は寿昇進=今日が最後の高座返しの小はぜが立派な道灌。 遊京さんはまんじゅう怖い。無添加でストレートに楽しめます。 緑太さんは厩火事。直球のお崎に適度なしっとり感があります。 こみちさんは代書屋。吉田さんは独自? かなり面白い工…
二ツ目バトル@浅草演芸ホール余一会です。 一猿が寿限無。 竹千代さんは真田小僧。入れ込み気味で力が入ってます。 寸志さんは庭蟹=洒落番頭。それなりに力が抜けています。 吉好さんは反対俥。ピューッと戦闘力に乏しい根多です。 楽"大"さんは蛇含草。"大…
地元の町屋お笑い寄席です。お客さんも入っています。 昇々さんは鈴ヶ森。進化している昇々流の軽いクスグリの間が効いています。 八ゑ馬さんは死神。上々の仕上げぶりで、思わずモテワンに投票しています。 志ん吉さんは寄合酒。家族を抱いてから、表情が豊…
しのばず寄席です。 伸力が道灌。 三四楼さんは時そば。クスグリを演り過ぎず、ピリッと効かせてナイスです。 ダーク史郎さん。 笑好師は片棒。今風でコミカルなおもしろさは芸協ならではです。 すずさんは出世浄瑠璃。紅葉の碓氷峠の光景と関の戸の詞がキレ…
// // // // 新鋭女流の花便り寄席です。 いちかが臆病の勇士・平松金次。小牧山です。 だん子が道灌。だいぶこなれてきました。 この会3年ぶりの貞寿さんは来春!寿昇進。愛山師ゆずりの次郎長伝・心中奈良屋を明るく演じます。 腹話術はわがしさん。 阿久…
JAL名人会です。人気者を揃えたイカした顔付けです。 一猿が金明竹。 宮治さんは元犬。腕が上がって無理なく笑わせます。細かい工夫が活きて自然に笑えます。 運気が上昇気流の松之丞さんは芝居の喧嘩。その講談を聴けば、爽快な空の旅になります。 文菊…
日本橋亭の定席は世楽師の会です。 あまぐ鯉がやかん。 今いちが新聞記事。 夏丸さんは四宿の屁。サラ口にも合っている、軽い味の珍品です。 世楽師の一席目は三人旅のおしくら。訛りの具合が丁度よく巧みです。 右左喜師は銀婚旅行。ばかばかしい流れをあっ…
日暮里特選落語会です。 幸之進さんがたらちね。 燕路師は千早ふる。底力がある自然な語りで、朗らかに笑えます。 小文治師は徂徠豆腐。人物を力強く鮮明に描き出して、魅せます。 吉窓師はお見立て。杢兵衛お大尽に誇張がなく、品さえ感じます。 談幸師は妾…
うどん喰って戻って......繁昌亭の昼席です。 小留(チロル!)が牛ほめ(家ほめまで)。 智之介さんは相撲場風景。クールな語り口です。 ジャンボな米平さんは桃太郎。温かい一席です。 京次郎さんの和妻舞踊。カッケー。 和歌山のおばちゃんの枝曾丸さんは…
大阪にいます。繁昌亭朝席で朝楽語です。 露の瑞さんは子ほめ。からっと明るくてナイスです。 卯三郎さんの一席目はどぶんちょうちょうが素敵な兵庫船。上方らしいフカが愉快です。 生寿さんは四人癖。それぞれの仕草になんともいえない愛嬌があります。 卯…
立川流夜席です。若手真打が引っ張る、フレッシュな顔付けです。 笑んが真田小僧を六連銭まで。 らく兵さんは目黒のさんま。ヤケッくそに元気なアクションです。 志の春さんは…おじいちゃんの手? ほのぼのと心が温まります。 志ら乃師は粗忽長屋。立川流ら…
第31回さなぎの会です。 茶光が手紙無筆。 文治師は浮世床~夢~。これでもかとエネルギッシュに笑わせてくれます。 昇々さんは誰にでも青春番外編。青臭過ぎす、清潔感も見応えもあります。 音助さんは加賀の千代。バランス感覚がありどんな風に育つか楽…
上野広小路亭の定席です。 あんぱんが小町。 竹わがみそ豆。 明楽さんは寄合酒。地力がついています…サゲで絶句はご愛敬です。 吉好さんは天狗裁き。明快でグーだけど…古典であの眼鏡は…どう? 鏡味よし乃さん。 柳太郎師はおなじみの引導カレー屋。これだけ…
国立演芸場はシブめの顔付け、夜の部に行きます。 伸しんがだくだく。 昇羊さんは……本音なんか言えない……おみっちゃんと僕。 新山真理さん。かっぽれ!グー! 遊馬師は試し酒。大旦那は、観るたび厚みを増しています。 宮田章司さん。 金遊師は大工調べ。ク…
神田連雀亭の日替り寄席です。 笑二さんは初天神。細かい工夫がいっぱいで、客席を沸かせます。 こりゃ真っ当な古典ではウケない客席かと新作競演に突入します。 羽光さんはマスターベーション連呼の私小説落語青春編パート2。 ちよりんさんは新・浮世床。…
今月は五代目円楽追善の両国寄席です。ご命日は7年前の29日です。 じゅうべえが子ほめ。 らっ好さんはやかん。ヤワに見えてしたたかに笑いをとります。 左吉さんは家見舞。語り口にだんだんコシがノッてきています。 天どん師は子どもの作文。父が新作派…
兼好・鯉栄二人会です。 はち好が子ほめ。 兼好師の1席目は短命。間と表情の巧みな合わせ技に笑いが絶えません。 鯉栄師は次郎長と羽黒の勘六の出会い。力強いまさに男前の語り口です。 お仲入り。 鯉栄師の2席目は扇の的。客席の気持ちをつかむ師匠ゆずり…
シンプー寄席です。この6~7月に昇進したフレッシュな3人が登場です。 遊かりさんは鷺とり。少々カミ気味ながらも明るくバカバカしく仕上げてOKです。 鷹治さんは強情灸。腰に弱点を抱えていても、師匠譲りの力強い好調子が光ります。 鯉丸さんは宿屋の…