2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧
今日の日本亭定席は柳之助師の会です。 6月の寿昇進で遊子になる遊松が転失気。 音助さんは黄金の大黒。若いのにしっかりシブくおさえてキメました。 鯉橋師はだくだく。とぼけた表情、確かな仕草、絵の工夫も楽しめます。 柳好師はお見立て。ほのぼの感が…
今日は神田連雀亭のきゃたぴら寄席です。 やなぎさんは転失気。品揃え自慢のドンキにもハンズにもないんです。 吉好さんは今様の試し酒。技より知恵、芸より腕力の今こそ笑えます。 花飛さんは万病円。考える間が半拍あるスカの調子の芸風はあります。 けい…
今日は二ツ目勉強会です。 あまぐ鯉が牛ほめ。 馬ん長が元犬。 喜太郎さんは小町から道灌。しっかりした本寸法でよくまとめています。 羽光さんは仔猫。上方の本格派の(船場の)味わいを醸し出しています。 山口君と竹田君。 小文治師は粗忽の釘。洗練され…
今日はJAL名人会です。 あおもりが酒の粕から穴子でからぬけ。 昇吉さんは自作の安いお店。NHKよりも明るくって、いい感じです。 扇治師は加賀の千代。玄妙な甚兵衛夫婦にふところの深いご隠居です。 愛楽師はねずみ。いつになくひねらないので明快な…
池袋演芸場の下席の初日です。 辰のこがたらちね。 なな子さんは紀州。林家らしいはこびの地噺に挑んでくれています。 志ん陽師は猫と金魚。いらだつようなところを心地よく観せる話芸です。 左龍師はお菊の皿。スキのない真っ当な仕立てで余裕があふれてい…
夜は研精会です。 小はぜが平林。 遊京さんは粗忽長屋。微妙にゆったりした運びから進化させるでしょう。 市楽さんは五目講釈。この前に観たときよりも、調子よくなっています。 こみちさんは佐々木政談。頓智頓才の小生意気な四郎吉がかわいいです。 小辰さ…
国立演芸場の鬼〆改メおさん師の披露目です。 圭花がまんじゅう怖い。 駒次さんははじめての自転車。タフにアクションに挑んでさすがです。 左龍師は軽妙な片棒。緩急の調子が心地よく、どこまでも安らぎます。 紙切りは二楽さん。 小さん師はちりとてちん。…
今日は鳳楽-小柳枝二人会ですが、小柳枝師が急遽休演で残念です。軽い脳梗塞とのことでしたが心配です。心からご回復を祈っております。 鳳月が狸札。 二席目は青菜。お屋敷のオツな風情を長屋に映して笑いをとる王道です。 お仲入り。 トリは船徳。洗練され…
今日はほくとぴあ亭です。 べん橋がつる。 一蔵さんは短命。重量級にしてもたつかない運びに見ごたえがあります。 はな平さんは甲府い。親方の苦労話を入れる人柄があったかいです。 くま八さんは親子酒。北区ウケする過剰な酔いっぷりがなかなかです。 古典…
立川流夜席は志ら乃師の企画モノで大入りです。今回はほめられ! 志ら松が狸札。 寸志さんは厳しい文字助師ゆずりの馬のす。 吉笑さんは、そのアゴパンチと杖から幸之進さんが救ってくれて、高田先生にほめられ水道橋博士との縁をつないだ粗粗茶。 談吉さん…
今日は池袋演芸場の中席の初日、夜の部です。 辰のこが十徳。 こみちさんはお花半七。霊岸島の老夫婦までいい感じにこみち風味です。 文菊師は長短。抑えの効いた演出に可愛げのある工夫の余地があります。 笑組さん。 吉窓師は大安売り。初日から楽日までダ…
上野広小路亭定席です。 開口一番は晴太が八問答。 昇市が桃太郎。 寿昇進の蝠よしさんはやさしく転失気。 蘭さんはきれいに西行の鼓ケ滝。 一矢さん。 芝楽師はやかんなめ。さすがにこの噺は頭が映えます。 スリムな鹿の子師はお菊の皿。ハメモノが映えます…
日本演芸家連合の大演芸まつりは芸協の当番で、成り上がる二ツ目たちです。 伸力が新聞記事。 小痴楽さんは一目上がり。イケメンの色気に実力がノッてきてキリッと粋に仕上げます。 昇也さんは寄合酒。もたつかず散漫にならず、空気感を生む快調な流れを掴ん…
今日は夫婦で四の日寄席です。GW特別の3日から大入りでした。 左橋師は子ほめ。ゆったりと構えてカラッと明るいベテランの前座噺です。 文菊師は猫の皿。何かありそうにミステリアスな店主のキャラが秀逸です。 やまと師は雛鍔。真っ直ぐな植木屋さんとシブ…
GW連雀亭第一部です。 花飛さんは鮑のし。さらりと入ったペースから、腰を落とします。 真紅さんは猿飛佐助。スターウォーズ講談を楽しみにしています。 柳若さんは看板のピン。親分の年齢を描く独自の老ける演出です。 初出演の貞弥さんはお竹如来。19日…