今日は池袋演芸場の中席の初日、夜の部です。
辰のこが十徳。
こみちさんはお花半七。霊岸島の老夫婦までいい感じにこみち風味です。
文菊師は長短。抑えの効いた演出に可愛げのある工夫の余地があります。
笑組さん。
吉窓師は大安売り。初日から楽日までダレずに語る(初日の)妙技です。
昨年還暦のしん平師は通販の健康グッズからライザップで〆る実感漫談。
仙三郎社中。カッコいいです。
志ん弥師は野ざらし。八五郎の浮かれ調子がじわじわ心地よくなります。
さん喬師は絶品の転宅。リアルに立たせたお菊があって泥棒が立ちます。
馬石師は元犬。シロは"わざとじゃない"けれど、演者は"わざと"です。
玉の輔師はいまやおなじみの"看護婦とがん告知を稽古する"財前五郎。
正楽さん。"ことしゃみせん"の出来がさすがでした。
菊之丞師は火焔太鼓。"めちゃキツいけれどたぶん美人"に道具屋の女房を演じるのが素敵です。