2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧
池袋下席の千秋楽は大入です。 あんこが織り込みながら寿限無。 八ゑ馬さんは天狗さし。上方らしい商売の無茶を描いてナイスです。 白酒師は浮世床の本。これで魅せるのは話芸というしかありません。 小せん師は紋三郎稲荷。山崎平馬のハマっていく雰囲気を…
2015年を締めくくる大成金は大入りです。ゲストは協会の実力者を揃えています。 【第1部】昇々さん 父に贈るDearパパ 竹もんがテレビ式の前説。 雷太さんは時そば。サラ口なので力まずしっかりした仕草とコシのある語りです。 宮治さんは化粧品の無料プ…
巣ごもり寄席は新作の精鋭です。 真紅さんは昭和の香り豊かな赤塚不二夫おそ松くんの由来。 今日が37才の誕生日の駒次さんはさらっと天野家の人々。 奇妙に売れてきたA太郎さんはつかずはなれる。鳩にパンの耳をやるおじいちゃんの噺です。 吉笑さんは現…
今日は池袋演芸場の二ツ目勉強会です。 ふう丈が初天神。 花ごめさんはろくろ首。落ち着いて運ぶ度胸はなかなかのもので、驚いた与太郎が純朴です。 日るねさんは星野屋。男たちはフラットですがこれからで、お花はキャラっときれいめです。 小んぶさんはそ…
地元の町屋お笑い寄席 by 四合せ二ツ目会は大入です。 志ん吉さんは牛ほめ。いいね。前座噺の奥の深さを感じます。 はな平さんは紀州。林家らしい明るい地噺を目指してください。 八ゑ馬さんは天狗さし。上方の上等なあほらしさに大笑いです。 昇々さんは天…
夫婦で来ました。地元町屋のサンポップ寄席です。 かな文が一目上がり。 菊之丞師の一席目は寄合酒。軽妙な運びにサクサク心地よくなります。 夢丸師は思い出。買取に苦労する古着屋の真摯な語りが妻に好評です。 ベテランの味、ホームランさん。 菊之丞師の…
国立演芸場の夜の部です。 小多けが子ほめ。 歌太郎さんは権助提灯。おかみさんとお妾さんが共謀しているようです。 司師は六尺棒。商家の風情を大切にきれいにくっきり描くスタイルです。 笑組さん。 左龍師は羽織の遊び。難しい噺は芸に加え顔も効かせて魅…
日暮里特選落語会です。平成6年からとのことで、どの師匠もいまや熟して"あぶらがのって"います。 幸之進さんが気丈に狸札。 吉窓師は唖の釣り。それぞれの滑稽な言い訳ぶりは無理なく笑えます。 小文治師は七段目。師匠ならではの芝居の形がいっぱいで楽し…
両国寄席の千秋楽は大入りです。 鳳月が子ほめ。 とむさんは地蔵狸。独自の工夫の狸の恩返し(すぎ)です。 めぐろさんは進路相談。あやしゲイな芸風が活きています。 全楽師は尻餅。江戸の風の吹くキレッキレ上等の語りです。 萬橘師は宗論。ふわっと抜くお…
今日は立川流夜席です。 うおるたーが子ほめ。 こはるさんは六尺棒。小気味よい語り口が活きた、嫌味のない仕上がりです。 志獅丸さんは疝気の虫。栃木産の餃子好きな江戸っ子の虫の仕草が素敵です。 志ら乃師は長短。ゴメンねの長さんと表情で魅せる短七が…
神田連雀亭の日替り寄席です。 市童さんは真田小僧。じつに正攻法で律義に六連銭まで演じてくれます。 三四楼さんはサイボーグ馬物語。ここまでバカバカしければアリなのか? 翔丸さんはつる。マクラは走り噺でリキむ芸風を今は目指していますか? かゑるさ…
今日は両国寄席です。お膝おくりの入りです。 鳳月が豆屋。 左吉さんは子ほめ。二枚目がこういう軽い噺を演るとかっこよくキマるわけです。 橘也さんは代脈。銀南のかわいさとひょうきんさのバランスがちょうどよいです。 奇術の西ゆかりさん。じわっとしみ…
国立演芸場の夜の部です。 伸しんがまんじゅう怖い。 真紅さんは政宗の燭台切光忠の由来。髪型を変えてきれいになった感じです。 太神楽は小助小時さん。馴染んできました。 夢丸師は鰻屋。導入の浅草道中(?)の光景がフルに描かれていて好きです。 奇術は…
今年を締めくくる研精会です。 小はぜが道灌。 夢丸師は鰻屋。力強い仕草で店主を滑稽に描くカリカチュアで仕上げます。 志ん吉さんはのめる。のどごしは軽快で語りにはコシがあって上出来です。 緑太さんは引越しの夢。明るくキレのいい師匠の風味を継承し…