2016-11-18 文菊師の哀感を描くうどん屋 社会教育会館の改修が入って、一年ぶりの人形町寄席です。 来秋に寿昇進の三木男さんは悋気の独楽。可愛い定吉です。 生志師は猫の皿。茶屋と店主の怪しい佇まいが独自で絶妙です。 兼好師は天狗裁き。どの人物の「どんな夢?」にも愛嬌があります。 鯉橋師はだくだく。本寸法の要所でちゃんと笑わせていきます。 文菊師はうどん屋。江戸の寒さと哀感を見事に表現しています。