二ツ目勉強会です。
遊松が逞しく寄合酒。
遊里さんは反対俥。気合い十分です。懸命に地力をつけようとがんばっています。
双葉さんはたがや。まくらはともかく、噺はきっちり抜けも淀みもない熱演です。
鏡味よし乃さんは4月デビューとのことです。まだ初々しく、ハラハラします。
助六師は先代譲りの相撲場風景。ネクタイとか、小便とか、ラフな味が魅力です。
宮治さんはあくび指南。師範の模範演技をダンディに、上手く対照させています。
マグナム小林さん。
可女次さんは井戸の茶碗。二人の侍と清兵衛さんをキリッと誠実に描写した好演でした。誇張を控える演者の目指すかたちを垣間見た思いがします。