池袋中席は千秋楽です。夜の部まで大入りです。
ふう丈が初天神。
花いちさんはカワイイ指南。現在代表作で、表情をかわいい感じにまとめます。
ホンキートンクさん。
きく麿師は首領が行く。Vシネにはまる学級のドタバタぶりが進化しています。
一琴師は勘定板。江戸の宿屋が描かれているため、いい加減に品があります。
一之輔師は麻のれん。夏の風物詩にしたい噺です。難しい杢市を好演しています。
紙切りは正楽さん。❛傘寿の祝い!❜って呼んだお客さんがナイスです。
仲入りは白鳥師の山奥寿司。秘境にたたずむ寿司屋は客席の想像力の限界に挑む意欲作です。
志ん八さんは魚男。おなじみのつれない旅行の噺です。即興力も、ありそうでなさそうです。
彦いち師はまくらのエベレストをたっぷり。そして円丈作の遥かなるたぬきうどんの序です。
アサダ二世さんはアダチ龍光伝のさわり..までってモヤモヤ。手品よりも聞きたいです。
天どん師はボール遊び禁止。私小説的で叙情的なキャッチボールの光景はなかなかの描写です。