2016-02-15 談慶師 リアルに迫るねずみ穴 立川流夜席です。 笑坊が道灌。 らく人さんは花色木綿。独特のヘラヘラな調子はどこからくるのでしょ。 談吉さんは強情灸。キレがよい口調にのった熱がり方に可愛げがあります。 龍志師は野ざらし。軽妙な江戸っ子の持ち味にノッていい気分に笑えます。 談修師は転失気。笑えるところで笑わせる、何気ない計算が立っています。 談慶師はねずみ穴。借用書やいなごの工夫でリアリティを足し、兄弟の語り(上田弁?)や表情の迫力が見事です。さすがの立川流です。