5年ぶり開催のアイとラクゴです。
志ん好師は長屋の花見。春らしいほのぼの感があふれています。
志ん丸師は黄金餅。力強くたっぷり熱演していただきました。
龍馬師は人形買い。昇進の頃のカタさがすっかりとれて、清く正しい金原亭のスタイルになりました。
白酒師は首ったけ。シンプルな設定に喜怒哀楽が盛り込まれる得意ネタに、終始笑いっぱなしです。
ここで、この5年の間に昇進した龍馬師と志ん好師の披露口上です。これが40回目というこの落語会の歩みも語られました。
馬石師は粗忽の釘。軽妙なタッチになるように、もたつく部分を丁寧に刈り込んで洗練されています。
駿菊師は湯屋番。熊さんへの若旦那の愚痴からいきなりおもしろい、笑いどころ満載の一席でした。