今日は立川流金曜夜席へ来ました。先月の談春師光臨の狂騒から一転、元に戻ってツバナレしないけど気にしないでください。
がじらが手紙無筆。弟弟子も増えて、このところ余裕が見えます。
こはるさんはつる。シンプルなこういう噺が難しいんですよね。
志遊師はちりとてちん。大らかな口演のようでいて、酢豆腐の臭いや味に悶絶する表情などは繊細で、鮮やかに印象に残ります。
ぜん馬師はへっつい幽霊。遊び人の熊にも幽霊にも江戸っ子らしい気迫がこもって、生命力を感じさせるのが見事です。
志獅丸さんは青菜。今日はとてもいい! 大柄のゆったりした芸風を活かした好演です。暑苦しい髪型がチト残念。
談之助師は泡沫候補の選挙あれこれ。客席の8名に談志なりきりセットをいただきました。まさに選挙くせものこわいものですね。