またもふらっとしのばず寄席です。定席からの流し込みなのに、これだけの顔付けなのに、お客さん5人しかいません。
鯉津が熊の皮。この噺を演るのは今日がはじめてかな?
夢吉さんはぞろぞろ。ひょうきんな駄洒落好きの婆さんが笑えます。独自の工夫でしょう、さすがです。
小円楽師は火焔太鼓。こういうときは、三遊亭の正調の語りがじーんと沁みて心地よいです。
ダンディな悠玄亭玉八師匠。粋な都々逸と洒落た語りでお座敷気分を味わいました。
桃太郎師は茶の湯。大入りの浅草演芸ホールからとの落差に、こうなったら稽古だとじっくり演じてくれました。いい具合のおとぼけフラがたまりません。