新文芸坐の文治襲名記念・四派真打競演です。本当に競演っぽくなりました。
おなじみのトークで文治師が、王楽師がこの18日に結婚したよと公表。式を手伝っていた昇々さんから聞いたとか。
新妻をケイと呼んでる王楽師は自作のパパずれてるゥ。ゲイの父の参観日のドタバタ劇です。
扇辰師は珍しい雪とん。お糸のはなれはぞくっとする色気で、さすが入船亭、風情があります。コレ、女3人に男2人、男はお祭左七、お糸までしたたか、と面白い噺ですよ。
生志師は反対俥。実力派の語りです。こういう滑稽噺で客を魅了するのが立川流です。
文治師はらくだ。兄貴分(丁目の半次)の「やさしく言ってる」ときが怖いキャラが独特です。二丁目でそのスジの方々を観察してきた成果でしょうか。コワ面白くて楽しいらくだです。