2012-12-04 愛山師の敵の倅に感服 今日は広小路亭で講談協会定席です。 あっぷるさんがレミゼはファンティーンの序。これでいいのかな。 京子さんはキビキビと大名花屋。 紫師は、時代の空気感を届ける松井須磨子。 陽子師は、お馴染みの笑い声から、腰を据えて勘助島の由来。 仲いり。 鯉風師は井戸の茶碗。講談のは、風格がある噺です。 愛山師は敵(吉良)の倅です。義士伝が架けた史観を逆転させる、その一人称の語りの力に感服しました。講釈がつくった偶像なら、講釈でくずすこともできるだろうという、その心意気がカッコイイです。参りました。