今日は第96回板橋落語会です。
朝也さんは代脈。銀南のしこしこしたコシのある語りが全体の安定感を生んでいます。
燕弥師はふだんの袴。お武家を張らず八公をおちゃらけず、ナチュラルに楽しめます。
さん光さんは権助魚。おおらかに演じています。細かく考えて稽古しているようです。
小せん師は珍しい夜鷹の野ざらし。能天気な前半から奇天烈な後半へと巧みに雰囲気をつくります。
八ゑ馬さんは書割盗人。チューリップは独創?お洒落な発想で噺に花を添えています。
織音師は報恩出世俥。真っ正直な車夫の熱い心を丁寧にしっかり描いて、演者の持ち味を感じます。