ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

2018-01-01から1年間の記事一覧

正蔵師 のどかで繊細な松山鏡

第41回のせんばい寄席です。 茶光が動物園。ウケてます。 音助さんは雑俳。張らずに繰り出す調子が的確です。 ときん師は試し酒。大きく酔ってドキドキさせます。 お仲入り抽選会。 ねずっちさん、絶好調です。 正蔵師は松山鏡。訛りから仕草まで自然で繊細…

小はん師 絶妙な間と確かな芸

久しぶりに梅田寄席です。 小はん師は時そば。そばをすするにも醸し出す味があります。 鯉朝師は喬太郎作の聖夜の鐘。なんて言うか甚五郎噺?です。 小はん師は禁酒番屋。番屋の侍がすっと自然に酔っています。 わかっていても絶妙な間に笑ってしまう確かな…

二ツ目勉強会 軽く緩く行こう

二ツ目勉強会~このところみんなカタいな~です。 彦星が黄金の大黒。 たん丈さんは秋田弁金明竹。なまはげも愉快です。 かゑるさんはまめだ。微かにほろ苦さがあります。 一刀さんは悋気の独楽。堅くて何となく殊勝です。 正太郎さんは花色木綿。達人も手こ…

温かく心和む 光る二ツ目の会

光る二ツ目の会です。 まめ菊が道灌。 花飛さんはがまの油。しっかりした口上が素敵です。 はな平さんは甲府い。温かい人柄を感じる高座です。 歌実さんはグルメ。無茶苦茶に心和む鹿児島弁です。 吉緑さんは厩火事。気を張ってたくましく演じます。

小せん師の心地よさ 品川心中

板橋落語会です。 さん光さんは初天神。子ども振りを熱演です。 三朝師は幇間腹。幇間の哀感も微かに感じます。 燕弥師は猫の皿。企む旅人のキャラが光ります。 織音師は犬上郡平衛。爽快な滑稽味が素敵です。 八ゑ馬さんは長短。上方の笑いの風が吹きます。…

さん喬師の義太夫 絶品の寝床

JAL名人会です。 市坊が子ほめ。 市楽さんは真田小僧。今日も明るくて楽しい高座です。 天どん師はひろっちゃった!! お礼金のとこで納得です。 鯉朝師はやかん。この真っ当な本寸法は相当貴重です。 ロケット団さん。 さん喬師は寝床。迫真の義太夫、番頭…

鯉丸さんあっぱれ 御神酒徳利

二ツ目勉強会です。 金かんが魚根問。 音助さんは鮑のし。しっかりした本寸法です。 今いちさんはくず湯。ほっこりする熱演です。 新山真理さん。 金遊師は旅行日記。軽さにうま味があります。 信楽さんは肥がめ。明るく元気いっぱいです。 喜之輔さんの父上…

ほがらかに集う 芸協日大文理

これが噂の日大!?文理です。 幸七が手紙無筆。 桃之助師は円右作の銀婚旅行。ドタバタ劇です。 小柳師は大工調べ。聴きやすい啖呵に中手です。 ゲストの鶴光師は一人酒盛。気持ちよく酔える達人です。 鯉橋師は日大節~元犬。サービス精神旺盛です。 ねずっ…

一朝師 江戸充ちる三方一両損

国立演芸場の中席の夜の部です。 寿伴が道具屋。 一左さんは時そば。丁寧に啜ります。 歌奴師は宮戸川。若人にも明快です。 笑組さん。 春輔師は磐石の一眼国から梅にも春。 彦いち師は遥かなるたぬきうどん。渾身の山登りです。 ストレート松浦さん。 柳朝…

和やかにくつろぐ 日替り夜席

神田連雀亭の日替り夜席は末広がりの客席です。 談吉さんはさんま火事。珍しい噺をキレよく演じます。 天歌さんは甲子園の土。おもしろい着眼点が光ります。 らっ好さんは弥次郎。ハラハラドキドキのホラ噺です。 さん光さんは試し酒。下戸とは思えぬ呑みっ…

笑二さん見応え十分ナリ 鼠穴

立川流マゴデシ寄席は、広瀬さんも注目です。 半四楼が転失気。 かしめが独自の動物園・改。 志の太郎さんは長短。表情の変化が愉快です。 寸志さんは野ざらし。オレの噺に入ってこい! 談吉さんは永久欠番。ギリッギリで笑えます。 笑二さんは鼠穴。夢ん中…

直弟子孫弟子逞し 立川流夜席

立川流夜席です。 縄四楼が子ほめ。 だん子さんは権助魚。晴れてさわやかな寿昇進です。 志奄さんは野ざらし。とぼけた味わいの好調子です。 志ら乃師は看板のピン。今や落語がかなり上手です。 志らべ師はあくび指南。寿昇進が哲学的に愉快です。 談修師は…

ほっこり小はぜさん 宿屋の富

研精会です。 かな文が新聞記事。11月寿昇進で文吾です。 わん丈さんはお見立て。NHKがんばってね~! 遊京さんは廿四考。不思議な雰囲気を醸します。 小もんさんは湯屋番。シブく真面目に演じます。 緑太さんは反対俥。よきコメディの味わいです。 小…

楽生師 明るく心温まる甲府い

両国寄席です。 はち好が子ほめ。 楽八さんは孝行糖。模範的な与太郎です。 菊春師は時そば。ファンキーな剽軽です。 文蔵師は寄合酒。じわっとくる滑稽です。 萬窓師は町内の若い衆。オツな軽さです。 朝橘師は転宅。力量溢れるタフガイです。 楽之介師は西…

始さん お大尽も弾むお見立て

永六輔さん肝煎りの最尊寺永住・秋です。 まず恒例のご住職の法話です。 来春昇進の駒六が真田小僧。 馬石師は王子の狐。細かい工夫が詰まっています。 志ん吉さんはもう半分。亭主をクールに演じます。 始さんはお見立て。イキのいい愉快なお大尽です。

志のぽんさん 飄々とろくろ首

なんとなく寄ってみる神田連雀亭の日替り夜席です。 楽大さんは粗忽の釘。大きくて明るくて爽やかです。 鯉白さんは悋気の独楽。ゲスのほうがマシでしたか。 竹千代さんはロックオン。バカバカしさ保証します。 志のぽんさんはろくろ首。飄々と笑わせてくれ…

伊織さん オツな珍歌唄う棒鱈

光る二ツ目の会です。 小ごとが道灌。 喬の字さんはワロタノール。未来の落語界の噺です。 辰乃助さんは笠碁。二人の若さがなかなか新鮮です。 こはくさんは四段目。元気のいいかわいい定吉です。 伊織さんは棒鱈。珍歌が上手くてなんともオツです。

機内で桃太郎師! 裕次郎物語

JAL名人会です。 一猿が好きと怖い(まんこわの序)。 わん丈さんはお見立て。いい感じに気合いが入っています。 三四郎さんは二転三転。器用に今の東西の言葉を操ります。 好太郎師は猫の災難。確かに歩む温かみのある語り口です。 東京ペールワンさん。 …

小笑さん フラのくしゃみ講釈

二ツ目勉強会です。 かけ橋が一目上がり。ってか、小かじじゃないか! 鯉んさんはてれすこ。長崎の暑苦しさが新鮮です。 紅純さんは五郎正宗孝子伝。熱演が胸を打ちます。 チャーリーカンパニーさん。 助六師は仕立て下ろし。先代譲りの酔っ払いです。 竹千…

歌太郎さん 力強く演じる鼠穴

二ツ目勉強会です。 歌つをが初天神。 けい木さんは新聞記事。細かい工夫がキマります。 花飛さんは万病円。厄介な侍の雰囲気を醸します。 扇さんは六尺棒。かわいい滑稽さで惹き付けます。 小辰さんは金明竹。練り上げて中手を呼んでます。 歌太郎さんは鼠…

小ゑん師ヲタク大熱演 鉄の男

池袋演芸場下席の初日です。 きよひこが初天神。 歌太郎さんは転失気。逞しく優しく演じます。 小せん師は黄金の大黒。巧く柔和に演じます。 彦いち師は睨み合い。迫真のキレる若者です。 とんぼまさみさん。 清麿師は東急駅長会議。今の渋谷駅からです。 正…

古希の龍志師 円熟の味の片棒

敬老の日の立川流広小路寄席です。 かしめが寿限無。 志の麿さんは狸賽。オツで平明な語りです。 志ら門さんは牛ほめ。寿昇進の明るさです。 吉笑さんは舌打たず。珍妙なアイデアです。 雲水師は堪忍袋。強烈な関西弁に爆笑です。 里う馬師は一分茶番。昨日…

昇々さん 表情で魅了する明烏

四合せ二ツ目会の町屋お笑い寄席は最終回(次から両国お笑い寄席)です。 志ん吉さんは平林。これはやっぱり彦六の正蔵です。 はな平さんは権兵衛狸。出身の九州弁で楽しめます。 八ゑ馬さんは青菜。上方と江戸の交わった新型です。 昇々さんは明烏。多彩な…

龍志師の真骨頂! 小言幸兵衛

広小路亭立川流夜席です。 志ら松が寿限無。 志ら門さんはだくだく。明るく寿昇進です。 吉笑さんは十徳。十個のワケが楽しみです。 談四楼師は人情八百屋。じわっとしみます。 志ら玉師は近日息子。悔み上手が愉快です。 龍志師は小言幸兵衛。絶好調の面白…

円丈師初日 足場固めの強情灸

国立演芸場の中席の初日です。 彦星が牛ほめ。 たん丈さんは新寿限無。バイオ風味です。 彩大師は真田小僧。自然体で六連銭まで。 小猫さん。 百栄師は緩さにほぐれますコンビニ強盗。 正雀師は達人の田能久から踊る粋な深川。 ロケット団さん。 小ゑん師は…

市童さん 愛おしいね竹の水仙

研精会です。 きいちがやかんなめ。 小もんさんは出来心。シブく落ち着いています。 志ん吉さんは平林。彦六の正蔵のマネ入りです。 わん丈さんは紙入れ。怖い夢が面白い演出です。 市楽さんは源平盛衰記。期待以上に楽しめます。 市童さんは竹の水仙。人物…

絶好調桃太郎師 ぜんざい公社

裏を返しまして、国立演芸場上席の夜の部です。 あら馬が金明竹。 喜太郎さんはちりとてちん。例のVR稽古かな? 桃之助師は干物箱。張らないやさしい芸風です。 愛橋師は元犬。上手さを楽しさに昇華させます。 小助小時さん。鍬がウケます。 柳好師は笠碁…

雲水師 多彩な魅力を醸す仔猫

立川流日暮里寄席です。 半四楼が転失気。 昇進の志ら門さんは湯屋番。嬉しそうです。 吉笑さんはだいこん。キャッチで綴ります。 三四楼さんは寿限無。ダジャレで綴ります。 ぜん馬師は千早ふる。渋く軽妙な語りです。 談吉さんは持参金。キレッキレが快調…

好楽師 軽い巧味のしの字嫌い

両国寄席です。 はち好が平林。 とむさんはよいしょ太郎。SNSあるあるです。 鳳笑さんは浮世床の将棋。ふわっとしています。 楽春師は目黒の秋刀魚。きちんと整っています。 好太郎師は牛ほめ。お任せして安心の正調です。 鳳志師は洒落小町。がちゃがち…

遊吉師 よどみなく語る阿武松

お江戸広小路亭しのばず寄席・夜の部です。 金かんが子ほめ。 鯛好さんは酔っぱらい。相当酔っています。 マジック千秋さん。 好の助師は蛙茶番。様子のいいバカ半です。 鯉風師は情けの井上半次郎・出世の富くじ。 左利きさん。 遊吉師は阿武松。淀みない流…