ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

わん丈さん クリアな花見小僧

研精会です。 かな文が松竹梅。 こみちさんは反対俥。女流らしくエレガントに跳ねていながらかなり笑えます。 市楽さんは粗忽の使者。大師匠から継承されてきた形のツボを押さえています。 市童さんは棒鱈。大らかな珍歌と大人の兄貴分や女将との対照が映え…

小んぶさん 力強く端整な死神

二ツ目勉強会です。 緑助が真田小僧。 天歌さんは真夜中の集い。とりあえずにぎやかですが、三人くらいで描き込みたい噺です。 花ごめさんは厩火事。緊張が伝わってきますが、それでも気丈に丁寧にしっかり運びます。 三木男さんは五貫裁き。ハラハラの要処…

昇々流のステキな御神酒徳利

町屋お笑い寄席です。 志ん吉さんは道灌。大きく構えて余裕を持って笑わせてくれます。 はな平さんは崇徳院。持ち味のあったかい滑稽味を伸ばしています。 八ゑ馬さんは書割盗人(だくだく)。上方らしく楽しく絵を描いていきます。 昇々さんは御神酒徳利(新羽…

歌之介師 母のアンカにホロリ

今日はJAL名人会です。 一猿が転失気。 円満師は骨皮。江戸っ子らしくサラリと粋に味よく演じます。 太福師は(曲師はみね子さん)地べたの二人。これはガロ系にぶっ跳んでる新・浪曲です。 談慶師は人情八百屋。ぐっぐっと胸にしみる立川流ならではの熱…

小柳師 ほがらかに語る茶の湯

今日は「落語フリーダム」です。 あまぐ鯉が桃太郎。 楽ちんが黄金の大黒。 五月寿昇進の桃之助さんは禁酒番屋。丁寧にほどよい愉快を演じています。 おなじみの~色モノ代わりの~鯉太の~バッタもん歌謡ショー。 笑好師はつぼ算。ひょうひょうとちゃんと語…

春の国立の芸協でほんわかと

国立演芸場の中席の千秋楽です。初日の裏を返します。 幸之進さんがつる。明日から二度目の寿昇進、おめでとうございます。 小痴楽さんは幇間腹。若々しい艶のあるカッコいい噺家になってます。 里光師は動物園。高座運びがこなれてきて、虎の仕草もまた愉快…

素敵な面々が揃った池袋中席

池袋中席です。 昼トリの左龍師は厩火事。確かな腕とお崎の豊かな表情に爆笑です。 そして夜の部。 朝七が子ほめ。 わん丈さんはそうだ寿限無きこう。あっくんに笑い泣きです。 龍玉師は親子酒。酒呑みを憎らしいほど巧みに演じています。 一風千風さん。 小…

小談志師 清々しく語るねずみ

立川流夜席です。 志らぴーがたらちね。 こはるさんは湯屋番。白波五人男の台詞がキマっています。 志獅丸さんは権助提灯。高座にどっしり安定感があります。 龍志師は家見舞い。江戸の風と人物の可愛げがたまりません。 雲水師は桃太郎。さくっと運んで面白…

菊之丞師 艶のある確かな転宅

今日は地元町屋のサンポップ寄席です。 はまぐりが子ほめ。 菊之丞師の一席目は長さんが関西人の長短。東西の言葉の対照も達者です。 一左さんは竹の水仙。町屋の星は一歩一歩着実に前に進んでいるようです。 紙切りは正楽さん。 菊之丞師のトリは転宅。度胸…

円遊師 年季の入った火焔太鼓

国立演芸場の中席の初日です。 幸之進さんはつる。二度目の昇進おめでとうございます。 吉幸さんは真田小僧。ストレートスタイルを貫いてます。 里光師は動物園。こなれていてなにわともあれ愉快です。 一矢さん。 鯉朝師は街角のあの娘。長年磨き育ててきた…

好楽師巧み 怖く面白く一眼国

両国寄席は大入りです。 じゅうべえが寿限無。 楽八さんは鈴ヶ森。まず押し出してきます。 真楽師は道具屋。シブく柔らかい運びです。 好の助さんは義眼。しっかり考えています。 楽之介師は鼓ケ滝。味わい深い軽妙さです。 兼好師は紋三郎稲荷。表情も仕草…

とん馬師 小粋に楽しく稽古屋

広小路亭上席前半の千秋楽です。 晴太が魚根問。 かん橋が寄合酒。 翔丸さんは悋気の幽霊。早口はともかく、いい感じにこなれています。 小笑さんは粗忽の釘。ボケ風味の語り口が徐々にタフになっています。 マグナム小林さん。 愛橋師は長屋の花見。古典を…

正太郎さん魅せる熱演 愛宕山

ほくとぴあ亭です。 金の助がお父さんは出張ですって他行。 音助さんは深~いか浅いかの七度狐。着実に腕を上げています。 北区の星・鯉八さんはおちよさん。流れ板のつくねの誠治です。 市弥さんは禁酒番屋。イケメンなのになかなか笑わせています。 正太郎…