2018-11-10 菊之丞師 気風の満ちる湯屋番 地元町屋のサンポップ寄席です。 まめ菊がたらちね。 菊之丞師の一席目は初天神。心地よく親子の気分を味わいます。 町屋の☆一左さんはつぼ算。力をつけパワフルに盛り上げます。 奇術はダーク広和さん。 菊之丞師のトリは得意の湯屋番。黒板塀や白浪物など......古今亭のエッセンスが繰り出されて終始爆笑です。
2018-11-09 五人揃い! にぎやかな披露目 披露目もついに49日目......国立の夜は勢揃いです。 駒六がざるや。 一花さんはやかん。 彦いち師は熱血!怪談部。 一風千風さん。 小平太師は棒鱈。 勧之助師は熊の皮。 口上は軽くトーク。 小菊さん。 駒子師は泣き塩~かっぽれ。 駒治師は紙芝居泣いた赤い電車。 仙三郎社中。 たこ蔵師のこの上方の紙入れは......春蝶師仕込みか?!
2018-11-08 心地よい三遊亭の風 両国寄席 両国寄席です。 しゅりけんが寿限無。 寿昇進の栄豊満さんは山号寺号。のびのび演じます。 鳳志師は手紙無筆。表情と間合いと緩急の手練です。 ケンメリさん。木曽さんちゅうさんダァ! 良楽師は勘定板。富山から気合いがみなぎってます。 小円楽師は錦の袈裟。細やかな豪快が見どころです。 兼好師は強情灸。これはもう軽いときの十八番です。 奇術はポロンさん。 楽松師は湯屋番。円生のフルバージョンに納得です。
2018-11-07 晴の輔師 金蔵が光る品川心中 立川流日暮里寄席です。 縄四楼がつる。 がじらさんは時は金なり。独自の感覚の新作です。 志ら乃師は看板のピン。真っ直ぐに押し出します。 雲水師は八五郎坊主。わちゃわちゃと楽しめます。 里う馬師は権助魚。どっしり厚みのある構えです。 こはるさんは六尺棒。着実に地力をつけています。 ぜん馬師は狸札。年季の入った枯れた味わいです。 晴の輔師は品川心中。バカだけどイイ奴な金蔵が可哀想になります。
2018-11-05 繁盛亭 上方落語のイマを堪能 遠征してきて繁盛亭昼席です。 嬌太が東の旅より煮売屋。 小鯛さんはキレイに時うどん。 遊方さんは贈り物に豚足饅頭。 上方で絵馬さん。 鉄瓶師は夫婦ゲンカに堪忍袋。 仁嬌師はくしゃみ講釈。唄が上等です。 タージンさんの師匠はゼンジー北京! 勢朝師は永田町商店街ナツメロ歌合戦。 笑丸師は紙屑屋。伝承の娘道成寺です。 松喬師は饅頭怖い。銘菓を味わいます。
2018-11-02 正蔵師 のどかで繊細な松山鏡 第41回のせんばい寄席です。 茶光が動物園。ウケてます。 音助さんは雑俳。張らずに繰り出す調子が的確です。 ときん師は試し酒。大きく酔ってドキドキさせます。 お仲入り抽選会。 ねずっちさん、絶好調です。 正蔵師は松山鏡。訛りから仕草まで自然で繊細です。そして金馬師の回復を祈ります。
2018-11-01 小はん師 絶妙な間と確かな芸 久しぶりに梅田寄席です。 小はん師は時そば。そばをすするにも醸し出す味があります。 鯉朝師は喬太郎作の聖夜の鐘。なんて言うか甚五郎噺?です。 小はん師は禁酒番屋。番屋の侍がすっと自然に酔っています。 わかっていても絶妙な間に笑ってしまう確かな話芸です。