ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

談之助師の熱演だぁ! 鮫講釈

立川流日暮里寄席です。

笑んがつる。

寸志さんは幇間腹。一八の明るい好調子が冴えています。

笑二さんは道具屋。可愛げのある仕掛けが光っています。

志遊師は蔵前駕籠。メリハリの効いた確かな十八番です。

雲水師はみかん屋。かぼちゃ屋勝りの商魂がさすがです。

志の春さんはナンシー。心のこもった…義理チョコです。

談四楼師はお国言葉あれこれ。本書く本格派の奥行きです。

談之助師は桑名船って鮫講釈。トリの熱演で盛り上げます。

如月の〆は吉例・豆まきです。

歌奴師 ふところの深い匙加減

JAL名人会です。

一猿が寿限無

はな平さんは松竹梅。林家の持ち味に豊かな表情がスパイスです。

小夢師は長命。察するまでいろんな工夫が散りばめられています。

好楽師は見事な肝つぶし。情感のこもった語りで味よく仕上げてくれます。

ねずっちさん。

歌奴師は有難い匙加減。ふところ深く大岡噺の人情味を演じます。

鳳楽師の風格の佇まい 阿武松

鳳楽・勝千代二人会です。

好也が真田小僧

鳳楽師の一席目は肥がめ。なかなか演じない軽い噺に味があります。

勝千代師は原爆を伝える伸ちゃんの三輪車。曲は水乃金魚さんです。

お仲入り。

勝千代師は節分にちなんで清水一朗原作という鬼の涙。面白いです。

鳳楽師のトリは阿武松。橘屋と錣山の風格のある佇まいが絶品です。

鯉栄師の流れの豚次伝で快笑

かっぱの勉強会改め演芸会、初回は鯉栄の巻です。

喜之輔が英会話。

伸しんがだくだく。

今春昇進の桃之助さんは持参金。ほんわか愉快な芸風でなごみます。

円満師は蒟蒻問答。流麗に語る運びにふわっと愛嬌がノッています。

談幸師は明烏立川流のメリハリを効かせた軽妙なタッチで魅せます。

夢丸師は今や貴重な五人男。ぱあっと演じる芸協らしい伝統芸です。

京丸京平さん。

鯉栄師はなんと! 白鳥作・流れの豚次伝より流山の決闘。確かな講談の語りで面白さ倍増です。

朝也さん 圧巻の芝居で淀五郎

二ツ目勉強会です。

たま平が高砂や。

喬の字さんは動物園の虎。コシが調子をつくり工夫も効いています。

花飛さんは鹿政談。実直に語るマイルドなストレートスタイルです。

志ん吉さんは王子の狐。地力が育まれた運びに可愛げもノッてます。

小はぜさんはやかん泥。語り込んでとぼけた味わいになっています。

朝也さんは淀五郎。見応え十分の圧巻の芝居ぶりです。いよいよ三朝師匠の誕生が楽しみです。

遊子さんのクリアな水屋の富

二ツ目勉強会です。今回の四人は昨年昇進したばかりです。

喜之輔が英会話。

伸しんがまんじゅう怖い。

鷹治さんは桃太郎。面白くてためになる基本形でサラ口を務めます。

吉幸さんは試し酒。得意の気持ちよい呑みっぷりでキメてくれます。

漫才は宮田陽・昇さん。

小南治師はふぐ鍋。絶妙な語り口で、重い客席をほぐしてくれます。

遊かりさんは鷺とり。愛嬌があって、明るくて楽しくてナイスです。

奇術は小天華さん。

遊子さんは水屋の富。誠実な水屋と若い演者のクリアな感性が重なる好演です。

伸び盛り揃いの温かい連雀亭

大寒の今日は神田連雀亭の日替り寄席です。

市童さんは弥次郎を安珍清姫まで。はしゃがず落ち着いて笑わせます。

始さんは強情灸。威勢よく鯔背に我慢するキレッキレの江戸っ子です。

ヒゲのA太郎さんはヒゲの宮戸川。力まずに雰囲気で笑いを誘います。

らく人さんは蜘蛛駕籠。持ち味の軽さに、あ~ら熊さんの工夫が愉快です。

いま伸び盛りの面々が揃って、あったか~くなりました。