ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

広小路亭 流し込みでしのばず

上野広小路亭は、遊吉師の調子のいい浮世根問から。

紙切りは花さん。

トリの円馬師はふぐ鍋。コシと旨味に溢れています。

そのまま流し込みでしのばず寄席です。

伸しんが古着買い。

楽大さんは強情灸。大きな身体で笑わせてくれます。

ジャンふじたにさん。

里光師は旅行日記。芸協らしい風味の今輔作品です。

こなぎ師は吉岡兼房。ふくらみがありまろやかです。

左利きさん。

里う馬師は天災。八公と名丸の対照が効いています。

A太郎さん 進境を示して死神

ほくとぴあ亭です。

伸しんががんばって古着買い。

昇羊さんはだくだく。明るくさわやかなのがいいところです。

とむさんはヨイショ太郎。部長のSNS映えに付き合います。

遊京さんは粗忽長屋。張らず力まず噺の世界にいざないます。

A太郎さんは進境を示す死神。外連味なく惹きつけて魅せます。

菊之丞師 清々しく描くねずみ

地元町屋のサンポップ寄席です。

菊之丞師の一番弟子まめ菊が初天神

菊之丞師は悋気の火の玉。火の玉でつける煙草がオツで旨そうです。

町屋の星・一左さんは堂々たるそば清。着実に腕を上げています。

ぴろきさん絶好調です。

菊之丞師のトリはねずみ。清々とした貫禄のある甚五郎に納得です。

米助師 心に染みるラーメン屋

第40回のせんばい寄席です。

金の助が大安売り。

昇々さんは鈴ヶ森。このところスベらない磐石のマクラで場を掴みます。

鯉昇師は茶の湯。この隠居所のどことなく怪しい雰囲気を醸し出します。

お仲入りはサイン色紙抽選会。司会の昇々さんを女性が見つめています。

マジックジェミーさん。

米助師は五代目今輔作のラーメン屋。お婆さんがいい味を出しています。

織音師 清き心を描く九十九両

板橋落語会です。三朝師はしっかり笑える確かな十徳。さん光さんはとぼけた味のいい元犬。小せん師はゆるりと楽しい英会話。八ゑ馬さんは寝床。ドッカンドッカン笑いをとります。燕弥師は一本筋の通った権助提灯。織音師は長谷川伸原作の九十九両。気丈な女房お染の佇まいが素敵です。

小ゑん師JALで炸裂 鉄の男

JAL名人会です。

一猿が雑俳。

翔丸さんは悋気の幽霊。練り上げて育っています。

談修師はがまの油。よどみなく心地よい口上です。

昇進襲名披露中の三木助師は三方一両損。江戸っ子の啖呵を小気味よくキメます。

宮田陽・昇さん。

小ゑん師は鉄の男。”鉄”の生きざまを巧みに演じて大爆笑です。

一蔵さん迫力満点 凄い阿武松

二ツ目勉強会です。

たま平が強情灸。

緑太さんは鷺とり。余裕があってスッキリさわやかです。

小かじさんは蛙茶番。真面目にしっかり演ってくれます。

たこ平さんは抜け雀。独自の間をうまく効かせています。

粋歌さんは白鳥作の恋するヘビ女。珍妙な場を醸します。

一蔵さんは阿武松。体格を活かした見応え十分の地噺で本領発揮です。