2016-09-04 文菊師 きれいな本寸法の死神 四の日寄席です。 駒次さんは防犯訓練。まだ練れそうですがここはこれでもかと盛り上げています。 やまと師はたがや。活劇を思わせる迫真の演技で橋上の光景に見応えがあります。 馬石師は船徳。虚弱ではなく下手な若旦那が懸命に漕ぐ姿が活きて胸を打ちます。 左橋師はやかんなめ。お武家のとまどう間合いと大らかな人柄の描写が秀逸です。 文菊師は死神。この噺では今や貴重な本寸法だと気づきました。逆の意味で新鮮です。(死神が彦六調という隠し味です)