2019-08-09 雷蔵師 優しく充実した厩火事 上野広小路亭上席です。 晴太が道灌。 竹千代さんは面白いヤマトタケル。 小柳師はちょっぴりちがう犬の目。 コント青年団さん。 京子師はこれからいいね大名花屋。 今輔師はどうものステレオタイプ。 瞳ナナさん。 円遊師はのんちゃんからお菊の皿。 風子さんはベルバラまで歌う宗論。 ねずっちさん。 小助六師は凧揚げまでいい初天神。 夢太朗師は大旦那と植木屋の青菜。 やなぎ南玉さん。 雷蔵師はふところの温かい厩火事。
2019-08-08 鳳楽師 盛夏にオツな味の青菜 両国寄席です。 まん坊が十徳。 町屋の兼太郎さんは面白い宗論。 幸之進さんは軽快に運ぶ肥がめ。 左橋師は力業で笑わせる祇園祭。 楽春師は余裕綽々の語りで鰻屋。 小円楽師は味わい深い粗忽長屋。 好太郎師はシブ旨いしの字嫌い。 こ~すけさん。良いね。 鳳楽師は盛夏に映えるオツな青菜。
2019-08-06 マクラと噺と昇也さん 肥がめ 神田連雀亭の日替り夜席です。誰の人気かほぼ大入りです。 笹丸さんはやかんなめ。パァッと明るく演じます。 いちかさんは羽子板娘。酔っての啖呵が痛快です。 伸三さんは岸柳島。お侍二人の仕草がお見事です。 昇也さんは軽快に肥がめ。米丸・笑三のマクラも愉快です。
2019-08-04 馬生師 巧みに温かく中村仲蔵 国立演芸場上席です。 枝次が二人旅。 馬太郎さんは子ほめ~かっぽれ。 三木助師は独自の工夫の人面瘡。 東京ガールズさん。 世之介師は思わず快笑の堪忍袋。 藤兵衛師は夏の珍品の江ノ島の風。 マギー隆司さん。 歌武蔵師は豪快で愉快な猫の皿。 仙三郎社中。 馬生師は中村仲蔵。熟すほど温かくなる語りです。
2019-08-02 里う馬師 円熟し厚み増す船徳 立川流日暮里寄席です。 半四楼が寿限無。 寸志さんは夏の風情を感じるたがや。 寅とタマの志の春さんは星に願いを。 平林師は更紗の丸っこの金魚の芸者。 談四楼師は心意気を演じ人情八百屋。 談吉さんは笑い易い好調子で牛ほめ。 志らら師は仕草が可笑しいうなぎ屋。 里う馬師は四万六千日を感じる船徳。
2019-08-01 貞鏡さん 心技体よく四谷怪談 夏の夜のほくとぴあ亭です。 幸七が一目あがり。 笹丸さんは松山鏡。今どきの爽やかな好青年です。 鯉八さんは長崎。来春寿昇進へ叙情の新境地です。 やなぎさんは禁酒番屋。演技の工夫が冴えてます。 貞鏡さんは四谷怪談の発端。心技体ともに充実した語りです。
2019-07-31 歌春師 かっこいいお化け長屋 今月のJAL名人会は歌丸師を偲んでほぼ芸協です。 市坊が真田小僧。 伝枝師はつぼ算。ナチュラルに客席をなごませます。 枝太郎師はアンケートの行方。常に進化しています。 小文治師は殿様団子。仕草に語りに気骨を感じます。 磁石さん。 歌春師はお化け長屋。後の男がナイスな江戸っ子で◎。