板橋落語会です。第95回と長年にわたり地域に親しまれています。
さん光さんはたらちね。ゆったりと構えた一席です。ひとまわり大きく見えます。
八ゑ馬さんは代書屋。ダイナミックな上方のボケが炸裂して気分爽快に笑えます。
朝也さんは狸賽。滑稽噺の達人は、こんな軽い噺も仕草と表情で十分楽しめます。
織音師は横谷珉貞より三本足の烏。誇張のないくっきりとした語りが鮮やかです。
口上は朝也さんが司会。織音師が上手に場を盛り上げ、小せん師から手締めです。
小せん師は黄金の大黒。具合よく、気持ちよく、縁起よく、リラックスしました。
右太楼改メ燕弥師は鹿政談。地元ならではの(?)晴れ晴れとした表情です。堂々とした見事なお裁きでした。