2013-12-21 才紫さんが叩き蟹を巧演 黒門亭は光る二ツ目の会です。小かじが道潅。骨のありそうなヤツです。扇さんは片棒。意欲的に挑みました。明るくっていいです。はな平さんは大工調べ。大家の因業ぶりを効かせています。それを白州では味のよくまとめ、時代劇の大岡越前のように仕上げました。喬の字さんはおしゃべり往生。初めて見ましたが、冥土への旅にもかかわらず、おおらかで楽しい噺でした。才紫さんは叩き蟹。これも初めて見ましたが、さすが来春真打、多彩な人物を演じ分けながら人情の機微を巧みに演じられました。