ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

扇辰師 表情まで絶妙の匙加減

池袋下席ぽっかぽか寄席の千秋楽です。 八楽が穴子でからぬけ。 辰乃助さんは十徳のマオカラー。 さん助師は快調にウケる熊の皮。 吉窓師は軽く踏みこむ大安売り。 紙切りは二楽さん。 志ん橋師はオツな唄の野ざらし。 正蔵師は丁寧で端麗な普段の袴。 小辰…

文吾さん センス光る書家政談

神田連雀亭のワンコイン寄席です。人気者が揃い女性がいっぱい。 来春昇進の鯉八さんはおちよさん。おなじみつくねの流れ板です。 来月から披露目の喬の字さんはのっぺらぼう。仕草もナイスです。 文吾さんは書家政談。擬古典のセンスがある。自作とはオドロ…

つる子さん魅せる 熱演の片棒

メトロで落語inエドグランはプロと落研のテレコです。 がじらさんは先輩の余裕たっぷりに親子酒。 準優勝の明大の駿河亭悪団治が黄金の大黒。 こはくさんは引き出しが豊富にある初天神。 優勝した法大の富士見亭ろるが長屋の算術。 つる子さんは祭囃子も山車…

たん丈さん 似合いすぎて死神

二ツ目勉強会です。 ぐんまが狸札。 あんこさんは二人旅。エレガントに演じます。 緑君さんは棒鱈。珍歌の噺ならお得意です。 遊京さんは茶の湯。緩急をつかんでいます。 こはくさんは臆病源兵衛。怖がり上手です。 市弥さんは湯屋番。着実に腕を上げてます。…

花ごめさん 心温まるお見立て

光る二ツ目の会です。 小はだが子ほめ。 一刀さんは犬の目。くるくるスッポン好調です。 伊織さんはそば清。要所をうまく掴んでいます。 志ん吉さんは親子酒。味よくキレイに酔います。 花ごめさんはお見立て。心あたたまる語り口です。

夏の雨の日には しのばず寄席

しのばず寄席です。 幸太が初天神。 鯛好さんはちりとてちん。 枝太郎師は腕を見せ青菜。 名和美代児さん。 遊史郎師は力量ある鰍沢。 お仲入り。 琴星師は名月若松城(蒲生氏郷と西村権四郎)。 一矢さん。 楽之介師は小間物屋政談。 流し込み。 幸太が十徳…

あんこさん 妬いて悋気の独楽

お昼にふらっと神田連雀亭のワンコイン寄席です。 鳳月さんは金明竹。堂々とした高座はさすがです。 堀切の吉馬さんは鰻屋。語りも仕草もハードです。 あんこさんは悋気の独楽。妬く女将が…怖いです。

龍志師 心地よい語り五貫裁き

立川流広小路寄席です。 花修が道灌。 志の彦さんは明るく強情灸。 三四楼さんはのっぺらぼう。 志ら乃師はつるからの狸札。 キウイ師は十八番の反対俥。 里う馬師は厚みの猫の災難。 寸志さんは中手入る鮫講釈。 らく人さんは軽く真田小僧。 志のぽんさんは…

鯉八さん じわじわっ笑う太鼓

神田連雀亭のお盆興行の新作掘り出し物です。 信楽が時計店にて。無敵かの勢いで押します。 真紅さんは趣味が昂じてブライアン・メイ伝。 風子さんは秋桜。生死を濃密に練っています。 昇羊さんは単眼鏡奇談。ラスト以外完璧です。 笑二さんはわかればなし。…

馬生師 磨き上げた語り栗橋宿

国立演芸場の上席の夜です。 枝次が狸鯉。 小駒さんは軽々と無精床。 三木助師はクリアな猿後家。 東京ガールズさん。 世之介師は良いちりとてちん。 藤兵衛師は今どき珍しい樟脳玉。 マギー隆司さん。 歌武蔵師は豪快に可愛い禁酒番屋。 鏡味仙三郎社中。 …

雷蔵師 優しく充実した厩火事

上野広小路亭上席です。 晴太が道灌。 竹千代さんは面白いヤマトタケル。 小柳師はちょっぴりちがう犬の目。 コント青年団さん。 京子師はこれからいいね大名花屋。 今輔師はどうものステレオタイプ。 瞳ナナさん。 円遊師はのんちゃんからお菊の皿。 風子さ…

鳳楽師 盛夏にオツな味の青菜

両国寄席です。 まん坊が十徳。 町屋の兼太郎さんは面白い宗論。 幸之進さんは軽快に運ぶ肥がめ。 左橋師は力業で笑わせる祇園祭。 楽春師は余裕綽々の語りで鰻屋。 小円楽師は味わい深い粗忽長屋。 好太郎師はシブ旨いしの字嫌い。 こ~すけさん。良いね。 …

マクラと噺と昇也さん 肥がめ

神田連雀亭の日替り夜席です。誰の人気かほぼ大入りです。 笹丸さんはやかんなめ。パァッと明るく演じます。 いちかさんは羽子板娘。酔っての啖呵が痛快です。 伸三さんは岸柳島。お侍二人の仕草がお見事です。 昇也さんは軽快に肥がめ。米丸・笑三のマクラ…

馬生師 巧みに温かく中村仲蔵

国立演芸場上席です。 枝次が二人旅。 馬太郎さんは子ほめ~かっぽれ。 三木助師は独自の工夫の人面瘡。 東京ガールズさん。 世之介師は思わず快笑の堪忍袋。 藤兵衛師は夏の珍品の江ノ島の風。 マギー隆司さん。 歌武蔵師は豪快で愉快な猫の皿。 仙三郎社中…

里う馬師 円熟し厚み増す船徳

立川流日暮里寄席です。 半四楼が寿限無。 寸志さんは夏の風情を感じるたがや。 寅とタマの志の春さんは星に願いを。 平林師は更紗の丸っこの金魚の芸者。 談四楼師は心意気を演じ人情八百屋。 談吉さんは笑い易い好調子で牛ほめ。 志らら師は仕草が可笑しい…

貞鏡さん 心技体よく四谷怪談

夏の夜のほくとぴあ亭です。 幸七が一目あがり。 笹丸さんは松山鏡。今どきの爽やかな好青年です。 鯉八さんは長崎。来春寿昇進へ叙情の新境地です。 やなぎさんは禁酒番屋。演技の工夫が冴えてます。 貞鏡さんは四谷怪談の発端。心技体ともに充実した語りで…