ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

遊京さん 対照を効かせた猫久

研精会です。 きいちが雑俳りん廻し。 市楽さんは四段目。芝居もかわいい定吉です。 正太郎さんは長屋の花見。ふんわり和みます。 市童さんはこんにゃく問答。迫真の問答です。 小はぜさんは岸柳島。リアリズムで演じます。 遊京さんは猫久。お武家の貫禄で…

志ん吉さん古今亭の風 鮑のし

地元での、四合せ二ツ目会の町屋お笑い寄席です。 昇々さんは待ちわびて。ご長寿たちを巧みに演じ分けます。 はな平さんは幾代餅。ほのぼのと心なごむ温かい語りです。 八ゑ馬さんは長短。小一時間考えるおとぼけの長さんです。 志ん吉さんは鮑のし。古今亭…

二ツ目勉強会 卒業おめでとう

二ツ目勉強会です。 幸太が道灌。 遊かりさんは元犬。独自の工夫の女版です。 今いちさんは五人男。滑稽味を醸してます。 コントD51さん。 夢太朗師はねずみ。厚みのある語り口です。 後半は5月寿昇進で卒業おめでとう...... 蘭さんは曲馬団の女。姐御肌…

新作と古典と 和やかな連雀亭

神田連雀亭の日替り夜席、人気者が揃って16人の客席は和やかです。 前半は新作で...... A太郎さんは表と裏。ヒーローインタビューです。 竹千代さんは吉田美輪。「よく言われます」です。 後半は古典で...... 好吉さんは紙入れ。くねっと艶笑っぽい感じで…

白鳥師 池袋は新作満開花盛り

池袋演芸場の中席の千秋楽です。 小団治師はぜんざい公社。無理がなく納得です。 紙切りは楽一さん。 歌奴師は寝床。どっしり構えて安定しています。 ここから夜の部です。 あおもりが浮世根問。 たん丈さんは出来心。なまはげはタッパーです。 丈二師は西表…

円遊師 年季を込め凄みの夢金

国立中席の夜の部です。 楽ちんが一目上り。 宮田陽・昇さん。 真紅さんは三家三勇士より故郷の水戸の和田平助。 小柳師は長屋の花見。ほんわかした貧乏長屋です。 奇術は瞳ナナさん。 楽輔師は幾代餅。清蔵の誠実な告白がナイスです。 紅師は春日局と竹千代…

雲水師 桜の宮の花見の仇討ち

立川流夜席です。 だん子がつる。 らく人さんは真田小僧。六連銭を何とか立て直します。 志獅丸さんは引越の夢。番頭さんを面白くしています。 談之助師は震災あれこれからいま話題の襲名披露の闇。 志奄さんは開帳の雪隠。駄菓子屋の夫婦の貸雪隠です。 雲…

小円楽師 痛快に酔ってらくだ

両国寄席です。 まん坊が十徳。 鯛好さんは替り目。べろんべろんに酔ってくれます。 菊春師は宮戸川。きょろきょろっと飄々と演じます。 正雀師は大師の杵。バレを抑えてしっとり語ります。 楽之介師は初音の鼓。三遊亭らしい確かな運びです。 兼好師は雛鍔…

里う馬師 情感を込め火事息子

日暮里寄席です。 談洲がたらちね。 吉笑さんは舌打たず。奇才ぶりを発揮しています。 志獅丸さんはがまの油。どっしりと太く構えます。 左平次師は大安売り。威勢がよくなって好調です。 談四楼師は一文笛。じわっ~と心にしみてきます。 志ら乃師は転失気…

正蔵師 コク深い充実の一文笛

10周年第20回のサンポップ寄席は満席です。 まめ菊が子ほめ。 菊之丞師の一席目は明烏。艶のある語り口と心地よい運びです。 お仲入り。 一左さんは粗忽の釘。おとぼけにも憎めない可愛げがあります。 正蔵師は一文笛。語りと仕草と表情がコク深く調和した絶…

べ瓶さん北区で唸る 鴻池の犬

ほくとぴあ亭です。 馬ん次が芋俵。 鷹治さんは初天神。ここでグッと安定感がアップしています。 小痴楽さんは干物箱。善公でピチピチ思いっきり笑わせます。 美るくさんはふぐ鍋。冬の鍋のおいしさが優しく伝わります。 べ瓶さんは鴻池の犬。商家の風情も兄…