ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

福袋はフレッシュな新作の日

福袋演芸場は新作の会です。 別海出身のやなぎさんはステキな鶴居村のまくらを効かせて青春ナイン。 天歌さんは告白の練習。フルスロットルの熱い宮崎弁に笑っちゃいます。 粋歌さんはわんわ~ん。減っている社宅の人間模様が懐かしく愉快です。 駒次さんは…

生志師 立川流の熱い心の芝浜

今日はJAL名人会です。 圭花が子ほめ。 歌扇さんは桃太郎。とてもためになるご教訓バージョンです。 可龍師は両泥。泥棒の噺でもカラッと明るく演じる、魅力のある語りです。 藤兵衛師は竹の水仙。細部までよく練り上げられた年季の入った語りです。 漫才…

花ごめさんの心温まるねずみ

今日は二ツ目勉強会です。 市若が子ほめ。 志ん松さんは長短。東西の言葉の違いで演じ分ける難しいかたちです。 一左さんは転宅。どっしり構えたコシのある語りです。 八ゑ馬さんは算段の平兵衛。進化してきてかなり笑いがとれています。 緑太さんは芝居の喧…

音助さんしっかり宿屋の仇討

二ツ目勉強会です。 幸之進さんが狸鯉。 伸しんが子ほめ。 真紅さんは真田十勇士より猿飛佐助の生い立ち。作家性が立ちます。 昇吉さんは七段目。落語らしからぬリアルな歌舞伎は迫力満点です。 ひでややすこさん。 小文治師は宮戸川。お花半七から老夫婦ま…

小蝠師 やさしく語る火事息子

サニーホール落語会は小蝠師匠の会です。 六月昇進のたか治があわてもの。先代文治の浅草寺の堀の内です。 寿昇進の蝠よしさんは元犬。確かめるようなしっかりした運びです。 小蝠師の一席目はろくろ首。ナカナカ~と愉快なところが愉快です。 お仲入り。 小…

さん光さん 誠実に挑む幾代餅

神田連雀亭の日替り寄席です。 翔丸さんは犬の目。芸協らしい破天荒な面白さが女の子にウケてます。 A太郎さんは夢のインタビューの迷答。奇妙に調子にのってきてます。 朝也さんはNHKを勝ちとったやかんなめ。もちろん客席は爆笑です。 おしゃれなさん…

雷蔵師伸治師 話芸のしのばず

しのばず寄席です。まずは昼の部です。 伸力が転失気。 好の助さんは唖の釣。空気を醸す語りに加えジェスチャーも上等です。 全楽師は小間物屋政談。キレのよい語りが楽しく後味よく仕上げます。 牧ひろしさん。 円丸師は紺屋高尾。久蔵と親方と医者の想いの…

昇々さん 愉快に酔う猫の災難

研精会は若手メンバーが勢ぞろいです。 小はぜがまんじゅう怖い。 走っている緑太さんは持参金。悲壮感がなく落ち着きがあり和みます。 小辰さんは普段の袴。お武家と店主は腕で、八公は若々しく演じます。 若いけれどデキる市童さんは夢の酒。飲みたい大旦…

円橘師 巧みに起伏を描く寝床

両国寄席です。 まん坊が十徳。 橘也さんは初音の鼓。軽快な心地よいタッチに充実ぶりを感じます。 菊春師は粗忽の釘。入りでリラックスさせて、飄々と魅せる技です。 好の助さんはふたなり。このような珍品に出会うとありがたいです。 扇治師は弥次郎。この…

左談次師の絶品の味の萬金丹

今日は立川流夜席です。 仮面女子が酒の粕~穴子でからぬけ。 志らら師は狸札。細かく練られた工夫が調子よくキマっていきます。 志の彦さんは湯屋番。師匠ゆずりのストレートなわかりやすさです。 志獅丸さんは崇徳院。いろんなところで楽しませモノにして…

橘也さん 充実した人情八百屋

今日は神田連雀亭の日替り寄席です。 蘭さんは信長と生駒吉乃。ところどころ美しくてところどころ面白いです。 遊里さんは肥がめ。威勢のいい江戸っ子ぶりに無理がなくなってきました。 扇さんは猫の皿。愉快な茶店の婆さんとキリッと男前の端師が好対照です…

菊之丞師のじつに巧みな百川

地元町屋のサンポップ寄席です。 開口一番は寿伴が子ほめ。 菊之丞師の一席目は酔っぱらい。酔った仕草にメリハリが効いています。 一左さんは転宅。走らず蹴らず踏みしめるようにしっかり演じています。 あずみさん。三味線も唄いっぷりも大らかでフレッシ…

正蔵師の素敵な表情の藪入り

国立演芸場の夜の部です。 百んがが道具屋。 はな平さんはたらちね。国立では丁寧に確かめるように演っています。 百栄師は弟子の強飯。いろんな意味で落語好きを楽しませてくれます。 漫才は一風・千風さん。 三平師は出征祝。祖父7代目正蔵の国策落語で反…

鳳楽師 空気の充ちる蒟蒻問答

両国寄席です。 じゃんけんが元犬。 寿昇進の楽しい改め楽八さんは落ち着いた孝行糖から踊ってなすかぼ。 談幸師は猫の皿。客席を軽くほぐしてからするすると味よく語ります。 べ瓶さんはざんぎり地蔵。ケツの毛!?って上方の直球に大笑いです。 好吉さんは…

談四楼師 心情深く柳田格之進

今日のしのばず寄席は特別興行で第二回の談四楼・鯉昇二人会です。 只四楼が真田小僧。 まず談四楼師が三年目。しっとりと仕上げた十八番で入ります。 そして鯉昇師が武助馬。要所を丁寧に押さえ笑わせてくれます。 お仲入り。 鯉昇師は千早ふる。あるあるな…

談之助師 家元直伝の五目講釈

今日は立川流日暮里寄席です。 只四楼が真田小僧。 笑二さんは子ほめ。このところくすぐりの入れ方に余裕が見えます。 談吉さんは弥次郎。ときに走れどキレのいい語り口が活きています。 ※ここで商用でやむを得ず中座。志らら師を観られなくて残念です。 里…

寿還暦 金太郎師の渾身の帯久

上野広小路亭の定席です。 あまぐ鯉が牛ほめ。 楽ちんが犬の目。 昇吾さんは権助魚。 遊喜師は子へのまなざしが温かい真田小僧。 やなぎ南玉さん。 イケメン昇々さんは得意の若旦那の湯屋番。 鯉昇師は独自の玄妙な工夫のあるうなぎ屋。 東京ボーイズさん。 …