2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧
JAL名人会です。 はまぐりが手紙無筆。 笑好師はぜんざい公社。長年慣れ親しんだ演目で、軽いながらも安定感は抜群です。 阿久鯉師は天明白浪伝より稲葉小僧。すっきりと口跡よく端麗に仕上げてくれます。 しん平師は鈍感。突撃する大山さんの愉快な悪霊…
日本橋亭定席は小蝠前進の会です。今回は先代文治十三回忌追善です。 金の助が子ほめ。かん橋が初天神。 宮治さんは看板のピン。いつになく神妙に演じてちゃんと精進しているとわかります。 小蝠師はあわて者。堀の内なんですが、浅草寺で演じた先代文治ゆか…
10年前くらいにあって、復活して3回目というシンプー寄席です。今回は平均四十歳の新風という趣向で、たまたま歳が若い順の出演のようです。 小笑さんは身投げ屋。フラっぽい感じがするのは、この男のキャラが似合っているからでしょう。 翔丸さんは強情…
あの立川流夜席が志ら乃師プロデュースの「鉄板」で大入りです。 らくみんが子ほめ。 寸志さんはねぎにたとえる居酒屋人生訓からしみじみとがまの油。 こはるさんは初の女流入門での家元との秘話から愉快な真田小僧。 談吉さんは家元譲りの考える小咄からキ…
祝50回の巣ごもり寄席です。客席も50人の大入りでした。 5月から披露目のきらりさんは扇の的。逞しく明瞭に描いています。 ついている花ん謝さんは棒鱈。珍歌がクリアで歌詞まで楽しめます。 来年4月に寿昇進の橘也さんは化物使い。本格的に仕上げてい…
新春特別ほくとぴあ亭です。遊雀師&芸協ほぼ同期です。 遊かりが牛ほめ。今夏に晴れて寿昇進とのことです。おめでとう! 松之丞さんは芝居の喧嘩。講談初見の客席ではジワが立つ威勢です。 戸越の宮治さんは強情灸。力より呼吸で沸かせるように進化中です。…
今年最初の研精会です。初席疲れをふっとばせ~ってか。 小はぜが狸鯉。いい感じだね! 市童さんは野ざらし。本寸法でマイルドなのはむしろ好ましいです。 正太郎さんは平気の火焔太鼓。広いホールを掴んで磐石の運びです。 志ん吉さんはだくだく。明るく爽…
四の日寄席は超満員です。昨日(3日)の倍とのことです。 文菊師は強情灸。江戸っ子の気風を描いてこれは笑えます。 駒次さんは恋愛噺で誰にも言えない。テツ系では上等です。 寿還暦誕生日!左橋師は諸芸を巧みに織り込んで紙くず屋。 馬石師は安兵衛狐。…
神田連雀亭の初席の第2部です。松之丞行列です? トレードマークのヘルメット姿の三四楼さんは超・寿限無。 翔丸さんはお父さんは出張で~す。金太郎師作でしたっけ。 蘭さんは樋口一葉の前半。プロットはしっかりしています。 ちよりんさんは本膳。素朴な…
お江戸日本橋亭の初春演芸会は第2部です。 伸力がまんじゅう怖い。いいよ! 雲水師は阿弥陀ケ池。上方の確かな構成で笑わせる新聞記事です。 伸治師はだくだく。語り具合も描き具合もちょうどいい加減です。 美しい日本髪の紫師は一豊の出世の馬揃いから粋…