ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

八ゑ馬さん存分に胴乱の幸助

今日は二ツ目勉強会です。 扇兵衞が初天神。 かゑるさんは幇間腹。丁寧に慎重に演っています。いろんな意味で大器です。 日るねさんは粗忽の釘。ふわっと抜けたラブリーなスタイルが芽吹いてます。 朝也さんは大山詣り。削ぎ落とし磨いた演技です。見事に女…

歌春師の理屈ぬきの崇徳院

JAL名人会です。 圭花が二人旅。 ろべえさんは芝居の喧嘩。難所を逞しく乗り越えてみせる地力が、すでにあります。 鯉橋師は転宅。この一席では、お菊さんをぐっと美しく丹精込めて仕上げています。 扇辰師は扇橋師ゆずりの茄子娘。こんな噺をこの超絶技…

権太楼師の迫真の心眼に納得

今日は池袋下席です。大入りでした。 ゆう京が渋く初天神。 喬の字さんは“落語の国の”たらちね。ご通家におなじみの言い立てを蹴って上等です。 さん坊改メやなぎさんは金明竹。解き放たれたようにのびのびと演ってくれます。 さん助師は熊の皮。客席にはふ…

馬治師のすっきリアルな笠碁

今日の黒門亭は、ほぼご通家のみ!のあったか厳しい素敵な客席でした。 緑助が狸札。 わさびさんは松曳き。殿と三太夫の個性を際立たせない“シンクロナイズド・ペア型”で、完成度が高いです。 志ん陽師は置泥。まろやかな味わいは師匠ゆずりで、ほのかに円熟…

小柳師の飾らないお見立て

今日は日本橋亭のめいめい披露目の初日です。 楽ちんがたらちね。昇吾がからぬけからの牛ほめ。 桃之助さんは浮世床の夢。マイルドな安らぎです。 笑好師は動物園。漫画チックな滑稽さです。 笑遊師は酔っぱらい。練達の技を繰り出して、見事な上機嫌ぶりで…

桃之助さんの完全版野ざらし

二ツ目勉強会です。 昇吾が犬の目。 羽光さんは青菜。正油の柳影と蛙っていう浪花のタフさに客席は腰を引き気味です。 夏丸さんは釣りの酒。意外に緩急が微妙な噺です。僕は寿輔師に眩まされてました。 新山真理さん。 金遊師は千早振る。世を捨てて渋く枯れ…

志ん吉さん巧く演じ分け明烏

今日は地元で町屋お笑い寄席です。この会、お客さんが増えてきました。 はな平さんはたらちね。女房にどことなく品があって、さわやかに仕上がっています。 八ゑ馬さんは青菜。上方らしい酢の柳影やおからの洗いにほのぼの感が溢れています。 昇々さんは先生…

夢多朗師の器の大きなねずみ

国立演芸場の夜の部です。 金の助が道具屋。 夏丸さんはおすわどん。珍にして妙なこの噺の持ち味をじっくり引き出して見事です。 米多朗師は幇間腹。ブレないストレートな語り口で、手堅く運んで危なげなしです。 京丸京平さん。ウケていると思います。 円丸…

晴れやか燕弥師堂々の鹿政談

板橋落語会です。第95回と長年にわたり地域に親しまれています。 さん光さんはたらちね。ゆったりと構えた一席です。ひとまわり大きく見えます。 八ゑ馬さんは代書屋。ダイナミックな上方のボケが炸裂して気分爽快に笑えます。 朝也さんは狸賽。滑稽噺の達…

歌若師のまっとうな浜野矩随

広小路亭定席です。 昇羊が初天神。 真紅さんは名月若松城。初めての人にもわかりやすく講談の魅力を伝えています。 鯉斗さんは強情灸。今風の口調で繰り出す小噺が快調にウケて客席をつかみます。 健二郎さん。 笑好師は片棒。ぐっとわかりやすく凝縮して片…

談修師の感じのいい錦の袈裟

今日は立川流夜席です。 らくみんが転失気。 志奄さんは家見舞。ロジカルに面白くするのが演者の個性になりそうです。 志獅丸さんは鰻屋に挑戦。十八番の青菜みたいに育っていくといいですね。 ぜん馬師はたがや。橋上の光景をしみじみ描いて江戸の風情を感…

一之輔師のフレッシュな笠碁

コレド落語会です。 さん光さんは狸札。のどかな雰囲気で堂々と演じます。 一之輔師の一席目は鈴ヶ森。真打になっても、ちゃんと爆笑派に磨きをかけていたようです。 小遊三師は千早振る。豪腕でパワフルに会場まるごとを一気に笑わせます。理屈抜きにです。…

こみちさんあっぱれ!七段目

今日は研精会です。雨ん中、社会教育会館です。 小はぜが子ほめ。 宮治さんはお菊の皿。走ってるようでメリハリが効いている。語りに脂がノッてきました。 正太郎さんは錦の袈裟。洩れてる風の与太郎がいい感じです。強いて言えばよだれが大杉? 昇々さんは…

馬石師の端正な崇徳院が素敵

今日は落語の日です。パイプ椅子は覚悟で池袋演芸場の夜の部に行きました。 駒松が道具屋。11月に寿・昇進で馬久になるとききました。鯉の滝登りとか攻めてます。 左吉さんはかっこいい堀の内から、踊りです。目出度い感じの曲名は(?)ですいません。 昇…