ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

巣ごもり寄席は人気者が競演

そして巣ごもり寄席です。GWで人気者を揃えて大入満員です。松之丞さんは芝居の喧嘩。にぎやかに仕上げました。いまやとっても逞しく爽やかな講談師(好男子)です。橘也さんは死ぬなら今。笑いが尽きません。このところ工夫を重ねてもはや十八番になってき…

三木男さんの渋い三方一両損

福袋演芸場です。かゑるさんは道潅。サラ口をしっかりキメました。もちろんたまげほうでもよかったはずです。粋歌さんはおいてけ権助魚。見るたびに面白い工夫のあって楽しくなります。歌扇さんははてなの茶碗。器を大きく構えて運んでいくスタイルはやはり…

歌太郎さん力強く浜野矩随

今日は二ツ目勉強会です。扇兵衛が牛ほめ。いい感じのゆるキャラぶりです。さん光さんは粗忽の釘。まだ行水ではないけれど、馴れ初めを愉快に演じています。一左さんは天狗裁き。いつもよりどこか手堅くまとめています。正太郎さんはこんにゃく問答。キレキ…

鯉輪さん昇進記念のお見立て

今日は二ツ目勉強会です。開口一番は竹もん(かな?)が道潅。竹のこが真田小僧。小笑さんは町内の若い衆。ふわりとスポンジ・ボブの風情です。和光さんは試し酒。豪放磊落な上方の酔いっぷりがナイスです。ぴろきさん、冷房への気配りをありがとう。やさしさ上…

円楽師の小気味よい一文笛

今日はJAL名人です。圭花が寿限無。朝也さんはそば清。喰いっぷりも調子よく蛇含草のフリも歯切れよく仕上げました。遊喜師は不動坊。おおらかな大家が空気をつくって......明るめの幽霊で締めました。彦いち師は青菜。フツーかと思いきや、後半の‘鞍馬か…

談修師のよく整った五貫裁き

立川流夜席です。がじらがしの字嫌い。師匠ゆずりでしょうか....ちょっと珍しい形です。こはるさんは桑名船。気合いのいい五目講釈に納得です。寿昇進の錦魚さんはそば清。落ち着いた仕草と丁寧な語りで仕上げました。龍志師は可愛げのある紙入れ。いつの間…

上野広小路亭定席でのんびり

今日は広小路亭定席です。休日の広小路亭は‘これから’寄席にはまる(であろう)方々がたくさんいらっしゃいます。みのりの吉岡治太夫にいいね!蝠よしが金明竹。吉好さんはつる。サラ口の盛り上げ役を果たす獅子奮迅ぶりに好感度がアップしました。小痴楽さ…

正蔵師の熱い人情の蜆売り

国立上席は千秋楽です。つる子が堀の内に挑戦。まめ平さんは真田小僧。彦いち師は熱血!怪談部。後半の化け物使い風味がそそり、サゲへの期待感が高まります。花島世津子さん。しん平師は強情灸。一緒に行くはず....って下地のうえに積んでいく厚みがいい感…

朝也さんの踏みしめる愛宕山

神田連雀亭のきゃたぴら寄席です。小太郎さんは近日息子。ぽんぽ~んといい感じで、❛そうとも言う❜でいっぱい笑えます。橘也さんは死ぬなら今。ちょっと珍しい噺なので、客席をみてわかりやすく丁寧に演じてくれます。見た目は若い鯉津さんは熊の皮。理屈抜…

昇々さんのキュートな不動坊

今日は研精会です。市助が普段の袴。昇進して‘市童’になるそうです。おめでとう。正太郎さんは寄合酒。力まずさらりと演じてにぎやかなのは実力です。市楽さんは短命。明るく元気に演じてべたつかないのが持ち味です。小辰さんはねずみ。細かいところまで気…

お腹いっぱい日本講談協会祭

今日は日本講談協会祭です。抽選会では46名、昨年の5割増しの入りです。みのりが本能寺のさかよせ。紅佳がめ組の喧嘩のあらすじ。松之丞さんは和田平助より碁盤。紅葉さんは花の生涯より桜田門外の変。京子師はカルメン。阿久鯉師は幡随院長兵衛。鯉風師…

正蔵師の雛鍔は旦那がスゴい

今日は国立演芸場の定席夜の部です。たま平が子ほめ。はな平さんは幇間腹。ほんわか演じることで、さりげなくフォローしています。彦いち師は睨み合い。緊急停止した京浜東北線の光景とキレる若者の名作です。花島世津子さん。しん平師は酔っ払い。やさしい…

文菊師が巧みに描き出す笠碁

今日は湯島はなし亭です。菊之丞師は神津友好作で‘のびる’。40年ほど前に贈られた小三治師が演じたくらいという、珍しい刀の噺です。こみちさんは〇の〇。きりっとした女房の‘おみつ’が際立つ形がめっちゃキマっています。文菊師は笠碁。幼なじみの隠居二…

こしら師の妄想炸裂の湯屋番

立川流日暮里寄席です。笑笑が転失気。志の春さんは権助魚。権助が嘘を隠す表情が愛らしくてたまりません。志ららさんは酔っ払い。トライアルで培った間合いが活きて快笑です。晴の輔師は片棒。マクラを巧みに掴んで、神田囃子は中手が入りました。里う馬師…