ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

お昼休みにしのばず寄席

昼休みから次のアポまでちょこっと時間が空いたので、しばししのばず寄席で休憩しました。笑二が縁起のいいざる屋。談奈さんはだくだく。ご高齢の重い客席に、どっとウケたつもりとは上手いサゲでした。柳之助師は片棒。小細工をしない骨太の神田囃子に思わ…

米丸師の最新作・杖に感動!

今日はJAL名人会でした。緑太が狸札。カタさが見えなくなって、明るくいい感じです。宮治さんは道潅。全身で笑わせるタイプですから心配でしたが、ちゃんとクスグリを工夫していました。機内で音だけでもきっと爆笑です。三喬師はまんじゅう怖い。江戸な…

文左衛門師の馬のすに爆笑

そして黒門亭は二ツ目がトリ。こちらも満席ギリギリで入れました。三三師の一番弟子の小かじが道潅。高校球児みたいにフレッシュでした。文左衛門師の馬のすに客席は爆笑。僕も久しぶりに大爆笑。枝豆を旨そうに喰ってる印象だった噺が、キャラクターを立て…

新真打ち5人が揃った早朝寄席

新真打が揃った早朝寄席は大入りです。僕もですがみなさんも(喬四郎さんも)早朝寄席の卒業公演だと思っていました。喬志郎になる喬四郎さんは最初の新作という思い出せない。それにしてもその頃になんでさだまさしなんだろう。天どんさんは釜泥。ジイさん…

談之助師の選挙くせものこわいもの

今日は立川流金曜夜席へ来ました。先月の談春師光臨の狂騒から一転、元に戻ってツバナレしないけど気にしないでください。がじらが手紙無筆。弟弟子も増えて、このところ余裕が見えます。こはるさんはつる。シンプルなこういう噺が難しいんですよね。志遊師…

松鯉師の雨夜の裏田圃にゾクッ

人形町らくだ亭は、行ってみると納涼公演でした。覚悟ができていない......真紅が猿飛佐助の生い立ち。シャキッとしてます。さん喬師は死神。いきなり死神の声がリアルに響きます。サラ口で達人のコレとは......終いまで不気味すぎます。お仲入りで一服。夢…

菊之丞師のくっきりした青菜

今日は妻と投票して、地元のサンポップ寄席です。 まめ緑がしっかり出来心。 菊之丞師は幇間腹。一八はもちろん女将まで人物のコントラストがくっきり描かれます。 町屋の星・一左さんは蛙茶番。口調が確かに持ち味になって、馴染んでいます。 小猫さんの野…

歌司師の鰻の幇間の表情

今日は国立演芸場の10日に一度の夜です。開口一番はございますのまんじゅう怖いだったようだけど、残念ながら....司さんの六尺棒から。じっくりしっとりした語り口が、じつに心地よい。客席の通も「いいじゃない」と唸ってました。一之輔師は夏泥。息子さ…

志の八さんの唐茄子屋政談にジン

今日は志の八・志の春兄弟会に寄りました。このところ志の輔一門が活性化していて、ここ日暮里でも満席です。まず浴衣の二人が登場して、テーマは入門を決意した噺と宣言。その前に、春樹が十徳。志の春さんは井戸の茶碗。客席の一人一人まで大切にする優し…

両国エンチョウ寄席は人狼に挑戦

両国エンチョウ寄席はにぎやかに人狼って趣向です。小痴楽さんの素敵な天然ぶり。あらためて惚れてしまいます。 続けるなら(笑点じゃないが)司会の権威、個々のキャラ立て、流れの台本があれば、(ルール関係なく)安心して楽しめます。 お仲入り。落語が…

福袋演芸場は原作のある噺

今回の福袋演芸場は、原作のある噺という趣向です。志ん八さんは自作でこえんまの裁き。落語キャラがこえんまに裁かれる志ん八さんとしては軽いつくり。まくらのミエルの夫婦で新作はいかがでしょう。粋歌さんは殿様の茶碗。小川未明原作とのことですが、苦…

休日は寄席がいい。国立演芸場

こう暑いと国立演芸場です。休日は寄席がいいんですよ。おじさんがん廻し。歌扇さんは金明竹。あたり前ですけど大阪弁(の巻き舌なんか)がモノホンです。小せん師は猫と金魚。番頭のボケも頭の気風もどこまでも端正な芸です。お元気なあした順子師におじさ…

談四楼師のチョー繊細な抜け雀

今日は立川流夜席です。受付が長四楼、復帰できてうれしいです。寸志が手紙無筆。もう二ツ目でいいんじゃないですか。こはるさんは転失気。30才とは、月日の経つのは早いもの。オトナの××の一工夫ががおもしろい。志奄さんごめんネ。不覚にもまくらで寝落…

夢吉さんの楽しい井戸茶

今日は研精会です。市助が道潅。22歳かい、それにしちゃぁいつも落ち着いてるねぇ。小辰さんは悋気の独楽。線は細いのにスジがすっと通って、ブレないねぇ。小駒さんは千両みかん。万惣の佇まいが上等です。この夏の初モノを美味しくいただきました。昇々…

馬るこさんの新死神に感心

毎回満席のほくとぴあ亭。実力のある二ツ目を揃えて千円という企画がヒットしています。くま八が雑俳。かなり落語家さんっぽくなってきたんで、絶句してもウケました。ほたるさんは臆病源兵衛。師匠のスタイルをよく継承していて、さらに怖がり方がとっても…

こしら師の死神は下巻の半ば

今日はこしらの集い。まずはフジロックの発端。鯨のバイオリン観てみたいよね。一席目はうなぎ屋。川の水を飲んだ男のフワフワなキャラがたまらなくおもしろい。二席目は志らく師匠の芝居リスペクトで死神。2011年7月が僕の初見ですが、こしら版は凝っ…

小はん師の梅田寄席にくつろぐ

今日は地元の梅田寄席。この座敷、久しぶりです小はん師の一席目は二人旅の序。のどかな旅の雰囲気にまずほっこりします。我太楼師は一分茶番。大柄な師匠のおおらかな権助に気分がすっきりします。小はん師のトリネタは火焔太鼓。洗いざらしの木綿のような…

これからの芸協! が面白い

これからの芸協!二ツ目勉強会です。今日はしっかり入ってよかった。遊かりが一目あがり。先輩の前座たちが田中さんと呼んでいたあの方ですか。円満さんはかぼちゃ屋。軽い噺だけに、よけいに語りに風格を感じました。雷太さんは宿屋仇。気迫もキレも十分に…

里う馬師の三軒長屋の江戸気質

7月のスタートは立川流日暮里寄席です。がじらがまんじゅう怖い。今日は余裕がありましたね。春吾さんは牛ほめ。与太郎の言動に筋が通っていて新鮮です。平林さんはおなじみ勘定板から安来節。中3日でお目にかかりました。談修師は宮戸川の序のお花半七。…