ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

夢丸師のつなぐ名作 えんぜる

研精会は夢丸師の卒業公演です。

小はぜが転失気。

昇々さんは雑俳。いつもより基本に忠実に演っています。じつは古典もかなり演ります。

緑太さんは芝居の喧嘩。調子はともかく威勢の口跡は十分です。東京マラソンご無事で。

宮治さんは一分茶番。いきなり入って驚かせながら、しっかり爆笑の渦を起こす腕です。

市楽さんは源太の産。チョー珍しい噺ではじめて観ました。藤兵衛師ゆずりなんですか。

夢丸師は亡き先代の"新江戸噺"の名作えんぜる。師の名を継ぐに足る文句なしの好演です。前座のときから14年にわたる研精会からの巣立ちを見事に飾りました。