今日は落協の二ツ目勉強会です。
ございますが寄合酒。いろいろ工夫しています。
ろべえさんはあくび指南。落ち着いてました。アクが抜けて(あか抜けて)きちゃった感じは、きっとサラ口だからですよね。
市江さんは百川。百兵衛に持ち前のひょうきん味をうまくのっけて、四方八方を何とか(難なく)持たせました。その様を観ているのがじつに楽しい噺家さんです。
風車さんは七段目。台詞も所作も芝居ぶりが完璧です。一方で若旦那と定吉の戯れということも織り込んでいる。だから愉快に笑えました。
才紫さんは蜘蛛駕籠。さっぱりしたイキのよい語り口。他の誰の口演よりも酔っぱらいのキレが気持ちいいです。
小んぶさんは寝床。難しい旦那から番頭まで堂々と演り遂げ、進境を観せてくれました。間も適当で笑えました。二ツ目になった3年間が勝負とはまさにこれですね。