これからの芸協!チェンジ! 新作派と古典派を入れ替える試みです。東京かわら版に間に合わなかったとのことで、客入りが薄いのがもったいない。
鯉八さんは出来心。独特の雰囲気は出ています。なんともいえません。
小笑さんは昇々作ヒーローの復讐。本物はもっと長く楽しいようですが、あっさり10分かからず終わってしまいました。
昇々さんは粗忽長屋。やっぱり古典を演じると昇太師匠に似た可笑しさがあります。オッケーです。
翔丸さんは自作の品川の風。噺づくりも、口演も、落語への愛が感じられました。先輩の中でよくがんばった。
柳若さんはA太郎作ウサギとキリギリス。確かにキリギリスの微妙な具合がよくって面白い。
A太郎さんは文七元結。特に身投げの場ではぐぐっときました。先輩らしい堂々のトリで真価を見せました。2~3年前に比べると目覚しい進境を示しています。