医者の帰りに広小路亭定席に寄り道しました。
鯉んが寿限無。
翔丸が初天神。来月に二ツ目昇進とのことで、うれしそう。おめでとう。
松之丞さんは義士銘々伝・勝田新左衛門。語りに迫力がノッてきました。マクラやクスグリなんか要らない感じです。
昇也さんは短命。さわやかな語りと笑顔がいいですね。
一矢さんは相撲甚句・北斗星。景色の浮かぶ素敵な詞です。
鯉橋師は犬の目。荒唐無稽を楽しませる、意外に難しい噺です。
春馬師は時うどん。時そばよりも凝った構成が、いかにも上方という噺です。
八重子+1さん。
円遊師は山崎屋。老舗を舞台にした噺に、ベテランの深い語りがマッチして、何とも心地いいですねぇ。
お仲入り。
クイツキの夏丸さんは夫婦の置き手紙。柳ヶ瀬ブルースを一節サービスしてくれました。
コントD51さん。
昇乃進師は真夜中の幽霊タクシー。
円輔師は十八番の親子酒。婆さんまでがいい感じにそこに居ます。
まねき猫ねえさんは枕草子。
幸丸師は常磐ハワイアンセンター物語を熱演。映画「フラガール」でも知られる話です。スパリゾートハワイアンズよりも、福島県ゆかりの者としては、やっぱり「ハワイアンセンター」ですよね。