今日は立川流新宿亭です。
近ごろなぜか気になる笑二の開口一番には間に合わなくて、残念です。
幸之進さんの笑顔が光る得意の狸は、今日はめでたい鯉になりました。
女郎買いの決死隊が似合う風貌の錦魚さんは、蔵前駕籠です。
文字助師は、十八番の(寛政力士伝より)雷電為五郎の初土俵の一席。
談修さんは、縁起よくお正月ネタのかつぎ屋です。回文など、おもしろかった。
新宿亭初登場の龍志師は、ねずみ穴です。江戸の風を地で行く師匠ですが、訛りも味よく、夢ん中の不幸には思わずホロっときました。先日談幸師で観たばかりですが、同じ立川流だから演者の個性が際立ちます。来た甲斐ありました。