ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

たけ平師 若々しく楽しい百川

あたたかい心のかよう永住亭

昭和61年2月から30年間187回! 昨年亡くなった永六輔さん肝煎の最尊寺永住亭です。

住職の有難い法話は”お釈迦になった”の由来。

ひしもちが初天神

遊京さんは中国漫遊記からつづら泥。

お仲入りに抽選会。

始さんはピチピチ活きよく野ざらし

龍馬師はシブく愉快に風流に茶の湯

世話役の町会のみなさんの温かさが素敵です。

談四楼師の圧巻の柳田格之進

立川流日暮里寄席です。

錦笑が真田小僧

笑二さんは持参金。太ったためか落ち着きがあります。

吉笑さんはぞおん。携帯オバンを超えて筋を通します。

小談志師は唖の釣。客席をやさしく和ませる芸風です。

里う馬師は天災。江戸っ子上等のどっしりした構えです。

三四楼さんは新聞記事。古典ならばかなり面白いです。

談修師は転失気。究めて真っ当な本寸法を味わいます。

談四楼師は柳田格之進。描写と構成が冴え渡る圧巻です。

遊三師 力まず強く逞しい船徳

国立演芸場の上席です。

全太郎が狸札。

吉好さんは鈴ヶ森。あの眼鏡で寄席ではマジです。

東京ボーイズさん。

遊吉師は道灌。淀みのない立て板に水の運びです。

奇術は瞳ナナさん。

伸乃介師は真田小僧。わかりやすく描いています。

紫師は井伊直人出世(仙台の鬼夫婦)から奴さん。

春馬師は猿後家。工夫がいっぱいで終始愉快です。

曲独楽は南玉さん。

遊三師は船徳。力まずとも力強い至芸が光ります。

小んぶさん巧みに 臆病源兵衛

光る二ツ目の会です。

駒六が鮑のし。

粋歌さんは白鳥作の落語の仮面より堂々の第1話三遊亭花誕生。

一左さんは締め込み。近ごろなんとなく貫禄がついてきてます。

ふう丈さんは目黒のさんま。粗っぽい古典だけど悪くないです。

小んぶさんは臆病源兵衛。大きな身体でじつに巧みに怖がって惹きつけます。

それぞれ花盛り 艶やか花便り

米助師 心温まる人情の阿武松

JAL名人会です。

一猿がたらちね。

小辰さんはふだんの袴。お武家と八五郎のコントラストが鮮やかです。

春蝶師は紙入れ。掟破りの艶笑味フルスロットルに笑いっぱなしです。

貞山師は安兵衛駆け付け。確かな語りに光景がくっきりと浮かびます。

ホームランさん。

米助師は阿武松。人情味あふれる語り口に自然に心が温かくなります。