国立夜の部です。
楽ちんが雑俳。
喜太郎さんは転失気。明るく安定しています。
柳好師は看板のピン。手堅くしてのどかです。
桃太郎師は浮世床の独創的な本。間の芸です。
北見伸&瞳ナナさんと確か...幸乃さん。
ザ・ニュースペーパーさん。
芝楽師は疝気の虫。楽しくサゲもキマリます。
笑遊師は強飯の女郎買い。これは天下一の迫真の熊さんです。
両国寄席です。
まん坊が手紙無筆。
楽喜さんは明るく牛ほめ。
好吉さんは軽く九日十日。
春蝶師は御先祖様。ナマははじめて!の愉快なホラです。
萬橘師は黄金の大黒。緊張と弛緩の波状攻撃に爆笑です。
喜八楽師は目黒のさんま。確かな地噺に思わず納得です。
楽京師は寄合酒。口跡のいい語りに心地よくなります。
奇術は有紀天香さん。
鳳楽師は天災。さすが達人は八五郎にまで風格があります。
神田連雀亭は......ワンコイン寄席にははじめて来ました。
かゑるさんはまめだ。噺の雰囲気を捉える優しい感性を感じます。
志獅丸さんは百川。巧く演じ分けまとまりよく見応えがあります。
来春寿昇進の夏丸さんは橘ノ円物語。急逝されて三年、可愛く温かい笑顔がよみがえります(消しゴムをくれたっけ)。
思いがけずコクのある面々の力演に出会って大満足です。
地元の町屋お笑い寄席です。
はな平さんは鮑のし。甚兵衛さんへの人々のまなざしが暖かです。
八ゑ馬さんは父箱入り? ともかくNHK予選がんばってください。
昇々さんはつぼ算。昇々流の店主の慌てっぷりはいつも愉快です。
志ん吉さんは子はかすがい。鰻屋の親子三人が最高にハッピーです。