海の日の巣ごもり寄席は粋な上方特集です。
爆笑トークは富士登山から酒ぐせのモンダイ。上方勢の“盛り”が光ります。
三四郎さんはMOMO。外国人相手の桃太郎から異文化を考えさせます。
理屈の吉笑さんは京風の関西弁のぞおん。もう十分に洗練されています。
実力者べ瓶さんは鴻池の犬。しっかり船場の風を味わえる上等な一席です。
神田連雀亭の日替り寄席はなんともいえない雰囲気です。
小辰さんはいかけや。憎たらしく騒がしい子ども達です。
犬のマンガ好きのやなぎさんは子知る。みんな養子です。
志獅丸さんは餃子まで好きな疝気の虫。仕草が愉快です。
寸志さんは明るく元気に本寸法のだくだく。サゲのちょっとした工夫が光ります。