ばんたび気がいってたら身がもたねぇ

なんとか言っちゃ〜落語の会へ寄って来るのょウチの人

円遊師 年季の入った火焔太鼓

国立演芸場の中席の初日です。

幸之進さんはつる。二度目の昇進おめでとうございます。

吉幸さんは真田小僧。ストレートスタイルを貫いてます。

里光師は動物園。こなれていてなにわともあれ愉快です。

一矢さん。

鯉朝師は街角のあの娘。長年磨き育ててきた代表作です。

松鯉師は扇の的。滔々と語って、確かに光景が残ります。

お仲入り。その後に3.11の黙祷。

京太・ゆめ子さん。

談幸師は茶の湯。肩のこらないナチュラルな滑稽味です。

北見伸さん&ステファニーはナナ&ポロンさん。

円遊師は火焔太鼓。じつにいい感じに時代がついています。

好楽師巧み 怖く面白く一眼国

両国寄席は大入りです。

じゅうべえが寿限無

楽八さんは鈴ヶ森。まず押し出してきます。

真楽師は道具屋。シブく柔らかい運びです。

好の助さんは義眼。しっかり考えています。

楽之介師は鼓ケ滝。味わい深い軽妙さです。

兼好師は紋三郎稲荷。表情も仕草も楽しく演じています。

竜楽師はふぐ鍋。駆け引きも美味しさも巧みです。

太神楽は花仙さん。

好楽師は磨き上げた話芸の一眼国。蛇女~鬼娘から怖さと面白さを紡いで惹き込まれます。

とん馬師 小粋に楽しく稽古屋

広小路亭上席前半の千秋楽です。

晴太が魚根問。

かん橋が寄合酒。

翔丸さんは悋気の幽霊。早口はともかく、いい感じにこなれています。

小笑さんは粗忽の釘。ボケ風味の語り口が徐々にタフになっています。

マグナム小林さん。

愛橋師は長屋の花見。古典を演じて上等の今、ちゃんとした語りです。

歌春師は強情灸。体幹が確かな高座は柔らかくて心地よくなごみます。

京丸・京平さん。

助六師は両国八景。助六ならではの巧みな描写です。至芸が光ります。

お仲入り。

鯉朝師は街角のあの娘。もうおなじみのこの噺はみんなが大好きです。

米福師は片棒。卓越した音曲のお楽しみがいっぱいの高座が素敵です。

新山真理さんは巨人軍の納会。

金太郎師は勘定板。クスクス笑えるマクラからの軽い運びが絶妙です。

太神楽は小助・小時さん。

とん馬師は稽古屋。焼き芋の抜け味はもちろん、芸事の粋な風情も味わえます。

正太郎さん魅せる熱演 愛宕山

ほくとぴあ亭です。

金の助がお父さんは出張ですって他行。

音助さんは深~いか浅いかの七度狐。着実に腕を上げています。

北区の星・鯉八さんはおちよさん。流れ板のつくねの誠治です。

市弥さんは禁酒番屋。イケメンなのになかなか笑わせています。

正太郎さんは愛宕山。汗だくで一八を演じて客席を沸かせます。実力者です。

はな平さんの楽しい品川心中

二ツ目勉強会です。

門朗が雑俳。

かゑるさんは呑める。いつもより丁寧でナイスでYDKです。

緑君さんはくしゃみ講釈。こりゃハッキリ腕が上がっています。

歌太郎さんは転宅。腹の据わったコシのあるお菊が持ち味です。

扇兵衛さんは植木屋娘。おもしろい噺に意欲的に挑んでいます。

はな平さんは品川心中。人柄のいい金造を軸にした明るく楽しい演出です。

鯉津さん しっかり運ぶ宿屋仇

二ツ目勉強会です。

桜子が五郎正宗孝子伝。

馬ん長がたらちね。

竹千代さんは鮑のし。クイズ形式に弾けてサゲる仕上げです。

夏丸さんは馬の田楽。一人真打ちにしたい達人の長閑さです。

コント青年団さん。

柳橋師は長屋の花見。温かい人柄に年季がのった上等な一席です。

昇々さんは弘法大師。この大師は昇々流の新境地を開きます。

ぴろきさん。このウクレレ、いい音です。

鯉津さんは宿屋の仇討ち。基本に忠実に盛り上げてくれます。

個性が豊かな光る二ツ目の会

光る二ツ目の会です。

市朗がたらちね。初々しいです。

花飛さんは金明竹。堅い運びにもいっぽんスジが通っています。

緑君さんはくっしゃみ講釈。のぞきからくりなどどの唄も面白くって大ウケ!です。

愛染さんは腕(かいな)食い。不気味さを抑える上方ならではの話芸が光っています。

江戸でもすねかじりや団子坂奇談は貴重です。

市童さんは大工調べ。政五郎と大家の貫禄はともかく、可愛げのある与太郎が好象的です。